book

comic

谷口ジロー, 千年の翼、百年の夢

ルーブル美術館を舞台に夢と現の間を飛び回りながら、その歴史の重みを感じさせてくれる。ルーブル美術館という尻込みしてしまうような題材を描き切る谷口ジローの筆致も見事。
book

宝島社編集部(編), コワ~い不動産の話 2

コワ~い不動産の話の続編。前作に引き続き良くも悪くも週刊誌的な内容なので、内容を自身で判断できる方はどうぞ。
book

岡田淳雅, 頭が冴えるルービックキューブ

ルービックキューブ初心者向けの入門書としてはなかなか。図版がないのはやや寂しいか。
comic

榎本俊二, ムーたち (1)

いわゆる不条理マンガに分類されるのだろうけれど、単に不条理なだけではなくどこか世の中の見方を揺さぶられるような感覚がある。
book

日向咲嗣, 家賃を2割下げる方法

家賃が下落傾向にある日本において、引っ越しと家賃減額請求を駆使して家賃を下げようというお話。著者はあくまでもライターであり肝心な部分は又聞きの情報なので、過信は禁物。
book

中村孝司, みかんの面白いむき方大百科

YouTubeで話題になり、その勢いで単行本化。あくまでも一発ネタなので過剰に期待すると裏切られるかもしれないが、ネタ本と割り切るのならばアリ。
comic

河合単, マンガ・うんちくラーメン

マンガの形式ではあるものの、かなり文字が多め。ラーメン発見伝のネタの使い回しが目立つが仕方のないところか。
comic

まずりん, 独身OLのすべて (2)

前巻と同様、描き下ろしは少なめ。でも買う。
book

堀内正人(著), 福地誠(編), 神速の麻雀 堀内システム51

堀内プロの戦術書。判断基準が明確に書かれているため、ネマタ本と比較して非常に読みやすい。日本プロ麻雀連盟の話は戦術書に書くべき内容ではないと思うが、その点を除けば文句なく麻雀初心者の一冊目の戦術書としてお勧めできる。
book

平康慶浩, 出世する人は人事評価を気にしない

いわゆる人事の仕組みのお話。前著と同様、上昇志向の強い人向けか。勘の良くない人には気付きにくい社内の仕組みや暗黙の了解を身も蓋もなく書いている点は評価できる。出世志向の人は必読。