review

movie

きっと、うまくいく

インド映画の奥深さを体感できた。いわゆる歌と踊りのマサラ・ムービーの要素も含まれてはいるのだが、それ以上に見事なストーリー展開に引き込まれた。強いメッセージ性、現代インドの社会問題の切り出し、見事に絡み合う伏線の数々、そしてなによりも映画としてのカタルシス。インド映画は今ひとつ肌に合わないという向きにもぜひ試してもらいたい一本。おすすめ。
comic

峰なゆか, アラサーちゃん 無修正1

下品を突き抜けている感じがいい。あまり万人にお勧めできる作品ではないが、色々と許容度の高い人には一度手にとって欲しい。
book

小林克己, 死ぬまでに絶対行きたい世界の旅

旅行ガイド本だが、世界遺産などのミーハー的な観光地が主体。本数を重視しているせいか、各地の記述は非常に大まかなもののみ。また、旅の大きな楽しみである食事の記述が非常に少ない点も不満。観光地コレクター向けか。
book

藤本健二, 金正日の料理人 間近で見た権力者の素顔

金正日の専属料理人を務めていた (と自称している) 著者による内情暴露本。真偽が怪しい箇所もあるが、多数の写真を持ち帰っている点や、本書が出版された2003年時点で当時は無名であった金正恩が後継者となることを予言している点など、事実に基づいていると思われる箇所も多い。著者がなぜここまで金正日に入れ込んでいくことになったのかなど、心情的に不明な部分が多いのがやや残念。
movie

ロボット

久しぶりにインド映画。もちろんラジニカーント。"ワケわからんが面白い!!" のキャッチコピーは伊達ではなく、エンターテイメントとしては文句なし。歌も踊りもアクションも全てが高いレベルでまとまっており、最後まで飽きさせない。
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水木しげる, コミック昭和史 (第5巻) 太平洋戦争後半

太平洋戦争も佳境を迎え、水木二等兵の最前線も凄惨な状況となってくる。マラリアの羅患、理不尽な命令、逼迫する食糧事情など、多少コミカルに脚色されたマンガをもってしても見るに耐えない部分が増えてくる。
book

山口揚平, そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

表題からはフリーランス生活や生活コスト圧縮のノウハウ本を連想してしまうが、内容はかなり起業寄り。それも "一人でも食べていける" というよりは、やや大きめのビジネスを興すことを想定しているように読める。本書のメッセージは、いかにしてプロフィットモデルを確立するかということに集約される。課金の仕方、顧客、商品、支払い方法、資源の5つの観点からプロフィットモデルを整理するという切り口は既存のビジネスを分析する上でも役に立つかもしれない。
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押切蓮介, ピコピコ少年TURBO

ピコピコ少年の続編。相変わらず同世代で同じ様な生き方をしてきた人間には共感できる点ばかり。まだまだ続編を書く気が満々な様なので今後も楽しみ。
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佐藤勝彦, 眠れなくなる宇宙のはなし

宇宙に関する研究の歴史をまとめた啓蒙書。サイモン・シンの著作よりも易しめで、一冊目に読むにはおすすめできる。
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水木しげる, コミック昭和史 (第4巻) 太平洋戦争前半

ついに太平洋戦争が本格化し、水木しげるもパラオからラバウルへ。そんな中、戦地でもどこかとぼけたままの水木しげるの姿に和まされる。