谷口ジロー(画), 夢枕獏(作), 神々の山嶺 (1) (2) (3) (4) (5)

全巻一気読み。文句なしに面白い。

ジョージ・マロリーのカメラの謎 (本作の執筆は1999年のMallory and Irvine Research Expeditionによる遺体発見前) がストーリーの軸となっているものの、それが霞むほどに登山家達の生き様が濃く描かれている。森田勝や長谷川恒男をモデルとした登山家達の想い、氷壁の登攀、山中での食事など、どの描写をとっても一級品。おすすめ。

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