review

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雁屋哲. 花咲アキラ, ビッグコミックスピリッツ特別編集, 美味しんぼの料理本

美味しんぼのレシピを実際に作ってみました、という本。美味しんぼ全盛期の10巻頃までのレシピがほとんどなく、近頃の惰性のものが中心なのが少し惜しい。
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服部直美, 世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55

世界各国 (と言っても著者の詳しいアジアがほとんど) のお弁当の表面をなぞったような本。着眼点は悪くないだけに、もう少し食文化を深掘りできたらとは思う。旅雑誌的に写真を眺めて楽しむだけなら悪くない。
comic

河内遙, 縁側ごはん

設定からストーリーまで色々とあざといが、それもこの作品の良いところ。一巻完結なのでお気軽にどうぞ。
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一刀, バカ日本地図 全国のバカが考えた脳内列島MAP

借力の企画の書籍化をなぜか今頃。リアルタイムで観ている時は良かったが、一気に読むとなると結構しんどい。むしろ読者からの投稿による巻末のマイバカ日本地図の方がテンポよく読めて楽しめる。
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ナンシー・リカ・シフ(著), 伴田良輔(訳), 世にも奇妙な職業案内

米国内のあまり存在を知られていない職業のカタログ。目の付け所が良い企画だが、それ以上に職業人達の写真の質が高く (モノクロ写真補正アリ) 、それを眺めているだけでも楽しい。
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クレイグ・R・ライト(著), トム・ハウス(著), 薙野正明(訳), ベースボール革命 21世紀への野球理論

はまだセイバーメトリクスが普及する前の1989年の発行だが、今読んでも新鮮な内容が多い。CERA (捕手防御率) 、エラー記録の欠点、タイ・カッブとピート・ローズの時代を超えた比較、ナックルボーラーの育成、ホーナス・ワグナーの再評価など、記録ヲタクには興味をそそられる内容ばかり。その中でも注目するべきは以下の2項目。一つ目は多くの紙幅を割いている投手起用。メジャーリーグ黎明期から現在に至るまで、ルールや環境の変化が投手の寿命にどのような影響を与えてきたかを調査している。その手...
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筒井康隆, 幾たびもDIARY

ちょうど昭和が終わる頃の日記。を執筆していた時期で、その生みの苦しみが伝わってくる。筒井康隆は買ってはあるが読んでいない本が多いのでそろそろ何とかしないと。
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小島英俊, 文豪たちの大陸横断鉄道

夏目漱石、永井荷風、里見弴、林芙美子、横光利一、野上弥生子といった文豪達が残した紀行文から当時の大陸横断鉄道の様子を辿ろうという企画本。面白くないわけがない。
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金山宣夫, 世界20カ国ノンバーバル事典

色々なジェスチャーが各国でどのような意味を持つかの調査結果。20ヶ国を対象に50種類のジェスチャーに対する質問紙調査を行っているが、対象がアジア諸国に偏っておりその他の地域はやや少なめ。30年近く前の調査なので、今再調査すると異なる結果が出そう。また、あまりに学者然とした文章は好みが分かれるかもしれない。ざっと眺めたところ、意外に世界中で似通った意味を持つジェスチャーが多いという印象。もちろん、日本でしか通じないジェスチャーもあるのだが、その多くは見るからに通用しなそうとわか...
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板橋悟, ピクト図解Lite

の要約版がiPhone Appとして提供されていたので読んでみた。完全版は$5.99だが、要約版のLiteは無償。要約版しか読んでいないが、そのエッセンスはよく理解できる。要はモノとカネの流れに注目して図を書いてみようというだけなのだが、当たり前に見えても言われてみないとなかなか気付かないコロンブスの卵。