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葛西りいち, あしめし すりー アシを辞めてもメシが食えんのか

もはやアシではないので、普通の漫画家の日記エッセイになりつつある。
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斎藤潤, 東京の島

こちらはうってかわって実際に現地を訪れての紀行文。東京都の離島を巡るという目の付け所はなかなか。 文章が少し気取りすぎなのは好みが分かれそうではある。
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歴史ミステリー研究会, 封印された日本の離島

現地取材なしで掻き集めた情報で安易に作られた企画本だが、気軽に眺めるには悪くない。
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ASUSTek EAH5450 SILENT/DI/512MD2(LP)

酷暑のせいか、朝方PCが立ち上がらなくなった。電源を投入しても、ピーピピッ、というビープ音がするだけで、画面が全く映らない。 とはいえ、電源ファンやHDDは回っている様だし、DVDドライブはきちんとイジェクトできるし、ということでビデオカード (GIGABYTE GV-NX86T256D) が怪しいと当たりをつける。まずはオンボードのVGAに繋いで切り分けをと思ったが、手元のモニタ (Dell 3007WFP-HC) はDVIしか食えないし変換コネクタも手元にない。他に切り分...
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東浩紀, 北田暁大, 東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム

東京の光景から現代思想を覗いてみようという対談本。 お二人の本を読むのは初めてで思想背景がよく分かっていないせいかもしれないが、その場の思いつきで主観を話しているようにしか感じられない。東京の各所に対する印象も私とは大きく異なる。
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高橋洋一, 日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える

高橋先生の新刊。 少々断定的すぎるように見えるのと、一冊に多くのネタを詰め込みすぎているのが難だが、相変わらず切れ味鋭い内容。現在の民主党政策に関する部分も多いので、賞味期限中にどうぞ。
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山本武利, 日本兵捕虜は何をしゃべったか

主に太平洋戦争中の日本兵捕虜からの情報流出を追った本。 太平洋戦争中の日本軍の捕虜教育の杜撰さはよく知られるところだが、その他にも遺棄された作戦命令書や日記からの情報流出も連合軍側に多くの情報をもたらしている。当時の日本軍は国内や植民地での防諜には力を注いでいたものの、前線からの情報流出の認識が遅れ、気付いた後も伸びきった前線に指令を徹底できなかったことが見て取れる。 米国側の視点からもよく調査されており、日本語の文書解読や尋問を担当するATIS (Allied Transl...
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松永和紀, 食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない (シリーズ 地球と人間の環境を考える11)

声の大きい人たちがばらまいてきた食に関する "定説" を科学的な目できちんと検証している姿勢が素晴らしい。 本書は食だけではなく環境をもテーマとしているため、巷でよく語られるエコロジーな定説の数々を取り上げている。これらを称して "気分のエコ" とはよく言ったもの。具体的には、地産地消 (フードマイレージ) 、食品リサイクル、有機農業など、一見してエコロジーに見え無批判に賛同されてしまう種類の "気分のエコ" がきちんと検証されている。 著者のblogもおすすめ。
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山本弘, 地球移動作戦

何というか、真っ当なSF。衝突が予想される謎の新天体を地球を動かしてかわすという直球ど真ん中なネタが清々しい。それでいてきちんとしたハードSFとして成り立っているのはさすが。 また、本作は山本版大甲子園とも言える作品で、そこかしこに見覚えのある名前があるのもファンには嬉しいところ。古くはラプラスの魔やサイバーナイト、時の果てのフェブラリーまで元ネタとなっているので、探してみるのも一興。
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見ル野栄司, 敏腕編集! インコさん

書店ではシブすぎ技術に男泣き!の方が売れている様に見えるが、こっちの方が当たりだった。