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谷岡一郎, 図解 ツキの法則

基本的にはの内容をベースにしており、新しい情報はほとんどない。しかしながら、元が良書な上に多くの図版が加わったことではるかに読みやすくなっているため、これから初めて読む方はこちらの方がおすすめ。
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北沢慶, グループSNE, ソード・ワールド2.0 ルールブック I

今時 "2.0" という名前もいかがなものかと思うが買ってみる。旧作は1989年の発売なので、実に19年ぶりの大幅改定。システムだけでなく世界観も大きく変更しており、その意気込みが伺える。文庫での発売は嬉しいが、近所の大型書店に富士見ドラゴンブック自体がほとんど置かれておらず見つけるのに苦労する。富士見ファンタジア文庫は一山あるのに横書きになったのは地味に嬉しい装丁も挿し絵も今風のアニメ調になってしまったのが寂しい安田均、水野良、清松みゆきはスーパーバイザーの位置に下がり、北...
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谷岡一郎, SFはこれを読め!

久しぶりに見た谷岡先生の新刊は予想外のSFガイド。おそらく仕事ではなく趣味で書いている本と思われ、SFへの熱い思いがダイレクトに伝わってくる。横山えいじ先生の挿し絵も嬉しい。
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杉山茂樹, 4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する

サッカーの布陣の解説書。いくつかの個別事例を主観的にかつ上から目線で取り上げているだけで、客観的な統計データや数値は一切ないので、著者の主張に都合の良い事例だけを選んで抜き出している様にしか見えない。
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久住昌之, 谷口ジロー, 孤独のグルメ【新装版】

も持っているが、やっぱり買う。特に書き下ろしがあるわけでもなく (先日SPA!に掲載された特別編はちゃんと収録されている) 、新たに加わったのは鼎談くらい。それでも、谷口ジローの絵を大判で楽しめるのはやはり嬉しい。
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アントニイ・バークリー, 高橋泰邦(訳), 毒入りチョコレート事件

たまには古典ミステリでも読んでみる。少々訳が古いので読みにくいところはあるが、内容は文句なし。一つの事件に対して6人が各様の推理を見せる構成が見事。
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山田邦紀, 明治時代の人生相談 100年前の日本人は何を悩んでいたか

明治時代の新聞や雑誌の人生相談欄を抜き出したもの。あまり堅苦しくなく、また著者のコメントや注記も適切で、サクサク読める。当時の風俗が感じられる相談をうまく拾っており、実に興味深い。
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喜国雅彦, 本棚探偵の回想

本棚探偵の冒険の続編。相変わらずの古本バカ (褒め言葉) っぷりが愛らしい。また、探偵小説トレカの作成、独自の文庫全集のデザインといった、漫画家ならではの技能を生かしたネタも面白い。次回作の本棚探偵の帰還 (?) も楽しみ。
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鄭大均, 在日・強制連行の神話

いわゆる強制連行の実像に迫る本。本書で取り上げられる多くの文献や証言は、在日一世の多くがチャンスを求めてもしくは教育を受けに自らの意志で日本に渡ってきたことを示している。また、強制連行の神話がどのように広がってきたかについてもきちんと踏み込んでいるのが素晴らしい。
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池谷裕二, 進化しすぎた脳

大脳生理学の研究者である著者が中高生に講義した内容をまとめたもの。興味を引くネタが山盛りで、科学に興味のある人間なら一気に読み切ってしまうはず。中高生向けの講義とはいえ、教科書的な内容ではなく、論文や雑誌から引っ張ってきている先端の話題が多く、知的好奇心を満足させてくれる。