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Card Thief

iPhone版のCard Thiefをプレイ。 1ゲームが短く中毒性があり、まさにスマホ向きのゲーム。シンプルなルールながら、ハイスコアを狙おうとすると、一手ごとに変化する状況を読んで頭をフル回転させる必要がある。
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丸山ゴンザレス, 世界の危険思想 悪いやつらの頭の中

殺人犯やドラッグユーザー、武器商人など、一般的な日本人とは異なった常識を持つ人々へのインタビュー集。労作という範疇を超えて大きなリスクをとった著作。彼らの思想は簡単に理解できるものではないが、彼らなりの理屈があり筋があることはわかる。これらを拒絶してしまうことは簡単だが、その思想に正面から向かい合うことで世界を少し広げることができる。
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西村賢太, 廃疾かかえて

代わり映えのしない私小説もので、また褒められた生活でもないのだが、ついつい読み続けてしまう魅力がある。同棲生活を描いたいわゆる秋恵もので、DVに至るまでの過程とその思考は目を覆いたくなる。それでも手にとってしまうのは、本当の他人事ではなく誰でも抱えている衝動と考えているからかもしれない。
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エレコム マウス トラックボール HUGE M-HT1URXBK

Kensington Expert Mouse Optical Trackballを愛用していたが、作業環境が変わったために追加購入。同じものをもう一つ買っても良いのだが、せっかくなので新しい機種を試してみる。以前購入した8年前の製品が未だに生き残っているなど、新製品が少ない世界。最近は親指タイプが流行りのようだが、指の負担を考えるとどうしても人差し指・中指で扱う大玉タイプを選んでしまう有線タイプと無線タイプの2種類があるが、有線タイプを選んだ。基本据え置きで使うものであるし...
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米国科学アカデミー(編), 池内了(訳), 科学者をめざす君たちへ 研究者の責任ある行動とは

研究者は必ず読むべき本。タイトルは科学者となっているが、本書で述べられている研究倫理は、工学やその他の分野の研究者であっても厳守するべきもの。少し前の本なので実験参加者へのインフォームド・コンセントや個人情報の保護に関する記述はほとんど見られないが、その他の不正なデータ操作、利害関係の衝突、研究資料の帰属、業績評価、剽窃など、研究者が知っておくべき事項は一通り網羅されている。
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本間正夫, 草野球の教科書

草野球ならではのセオリーをまとめた本。チームナンバーワン打者は三番に置く、守備の名手にはサードを守らせる、などプロ野球とはまた違ったセオリーは面白い。エビデンスがないのが難だが、読み物としては面白い。
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小林昌平, その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

現代人の様々な悩みも哲学の歴史から見ればすでに長年議論され尽くしてきたよくある悩みの一つに過ぎない。今現在悩みを抱えている人も、本書からきっとヒントを得ることができるはず。多数の哲学者をつまみ食いしているため一つ一つは薄めだが、哲学への取り掛かりとしては良い本。
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荒井拓也, バフェット・コード

ウォーレン・バフェットの過去の投資行動の分析からその思考を探る試み。他のバフェット本でも繰り返されている内容ではあるが、ビジネスの根源的価値が継続的に成長する企業を割安に買うという基本を忠実に守ってきたことが様々な例からも裏付けられている。
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アイリスオーヤマ ハイブリッド式加湿器 HDK-35-W

使用中の加湿器が3シーズンでお亡くなりになったので買い替え。もともとモータ部分が劣化していたのをだましだまし使っていたのに加え、久々に内部を開けて見ると電子部品の腐食も進んでいた。新機種のハイブリッド式加湿器 HDK-35-Wを使っての感想は以下の通り。いわゆる超音波ハイブリッド型で、加湿能力は十分給水時は下部が水に浸かったタンクを引き抜く構造のため、どうやっても水が垂れるリモコンが付属しているが、そう頻繁に設定を変えるものでもないので使っていない無駄に明るいが、"おやすみモ...
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牧田幸裕, ラーメン二郎にまなぶ経営学

ジロリアンでもある戦略コンサルタントによる、二郎を題材にした経営学の入門書。マーケティングの比重が高め。非ジロリアンから見るとさすがに二郎を持ち上げ過ぎに感じるが、二郎という "尖った" お店を素材にした解説はわかりやすい。