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岡本健太郎, 山賊ダイアリー (4)

いつも通りの猟師の日常。 今回の大ネタはイノシシ狩り。狩りから解体、調理までのフルコース。変化球でジネンジョ掘りやサビキ釣りなども。
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ヴァホン・ジョンジグヨン(著), 平野誠一(訳), バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと 個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ

数あるバフェット本の中で、バフェットを神格化していない珍しい存在。 バフェットの有名な発言とその行動を照らしあわせて検証することで、その真意を探っていく。バフェットの失敗を失敗としてきちんと評価していく姿勢も良い。
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鈴木小波, ホクサイと飯さえあれば (3)

ホクサイと飯に繋がるマンガ家への道がようやく見えてきた。ラブコメ要素ももどかしげで良い。
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折原一, 倒錯の死角 201号室の女

折原一の倒錯三部作の一作目。 覗く男と覗かれる女の視点を切り替えながらの構成はダレさせず、最後までページをめくる手が止まらない。 巻末の袋とじは今ひとつ意図がわからない。この長編を立ち読みする人はそれほど多くないはず。
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意識の高いデブ, 意識の高いデブ

Deboo!の単行本。 一発ネタ本ではあるのだけれど、ユーモアのセンスはなかなか。ボリュームは少々軽めか。
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矢崎良一, 岩田卓士, 玉森正人, 中田潤, 池田浩明, 伊村雅央, 背番号三桁 「僕達も胴上げに参加していいんですか?」

プロ野球の裏方に光を当てたドキュメンタリ。 一軍実績も豊富なコーチ陣だけではなく、ブルペン捕手から寮長まで、様々な職種の人々の生き様を見せてくれる。2003年の阪神優勝後の勢いで出版された本ではあるが、プロ野球ファンなら誰でも楽しめる一冊に仕上がっている。
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歌野晶午, 葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午のミステリ作品。 ネタバレになるので詳細は控えるが、トリックの質は少々強引さを感じて今ひとつ。巻末の補遺に著者自ら説明をしているところをみると、強引さは意識してのものだったのかもしれない。なお、補遺自体がネタバレになっているので未読の人は注意が必要。
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五十嵐大介, リトル・フォレスト (1) (2)

東北の小さな集落での生活。食の比重が高め。 丁寧な暮らしを丁寧に描いた作品で、何度でも読み直したくなるクオリティ。おすすめ。
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仁藤夢乃, 難民高校生 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

高校を中退した元ギャルによる手記。時期的には、女子高生の裏社会の少し前の出版。 前半の高校生時代の回想は、記憶に頼っていることもあり細かな信憑性に疑問はあるが、体験者の実感がこもっており興味深い。後半の被災地での活動のくだりは本題から外れていることもありやや蛇足か。
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伊坂幸太郎, アヒルと鴨のコインロッカー

文学のようなミステリのような不思議な作品。 綿密に組み上げられたプロットは見事の一言。文体は少々スノッブな感じで好みが分かれるかもしれない。