book

book

福地誠, 雀画バカ一代 復刻版

2003年〜2005年にかけて近代麻雀で連載されていたコラムをまとめた同人誌。雑誌からのスキャンを元にしているのかページ端が歪んでいたりするのもご愛敬。現時点で (多分) 世界唯一の麻雀マンガ評論集。福地氏の麻雀マンガの知識と収集量に圧倒され、自分の不明を恥じる次第。
comic

久世番子, 暴れん坊本屋さん(3)

買い逃していたのを今更購入。しかも、買ってから完結編なのに気付いた。相変わらずやおい臭がするが面白い。
book

安田理央, 雨宮まみ, エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること

エロ本文化の衰退と、アダルトビデオの進化の2つのテーマが柱。最後にインターネットの影響と次世代アダルトメディアも語られているが、こちらは少し踏み込みが浅いか。特に、サブカルチャーの受け皿であったエロ本が、裏モノ雑誌に食われていった経緯が興味深い。
book

捜索の一日

いろいろと探したい本が溜まってきたので神田神保町と中野をハシゴするがことごとく見つからない。
book

麻雀の未来

自分も幽霊部員であるところの麻雀サークルS&C (千式&ちゅんま) のメンバーが中心となって発行した同人誌、麻雀の未来を入手した。初回頒布を入手し損ねたので第2版。執筆陣をみるだけで、クオリティの高さがよくわかる――わかる人には :-)読み物としては、izumick氏の「麻雀マンガ30年史 (前編) 」が出色。近頃はマンガ論やマンガ史を正面切って論じているのをよくみるが、麻雀マンガだけをここまで掘り下げたのは初めてではないか。後編も大いに期待している。浅見了氏の「麻雀学事始」...
diary

codeNEO

amazon.co.jpで本を買ったらcodeNEOというフリーDVDマガジンが入っていた。普段はこの手のDM類は開封もせずに捨てるのだが、みうらじゅんの名前に目が止まり思わず視聴してしまう。平成のフェロノサ・みうらじゅんが、ゆるキャラ、かすはが、とんまつり、海女などのマイブームを絡めながら日本の観光を語る10分程のインタビュー。ファンなら観るべし。みうらじゅん以外のコンテンツは観てないのでノーコメント。
comic

久世番子, 暴れん坊本屋さん

本屋の内情暴露マンガなのだが、これが面白い。2巻まで一気読み。基本的にはギャグ漫画でありながら、取次の問題なども堂々とえぐっているのは素晴らしい。なお、一部に腐女子な表現があるので苦手な人は注意。
product

本棚

懸案の本棚がついに届いた。株式会社マルカのロフティ。梁がせり出しているのに合わせるため、上棚付き (約237cm) と上棚なし (約178cm) を組み合わせてみることにした。奥行きが31cmと本棚としては少々深すぎるが、超整理法棚と兼用するにはちょうど良いサイズ。そこそこ取扱店が多い製品なので、将来的に買い足せる可能性が高そうなのもポイント。
product

本棚選定

引越にあたり、今まで本棚代わりに利用していたオープンラックを台所用に転用してしまったので、新たに本棚を探している。こんな仕様のものを探しているが、なかなか見つからない。高さが天井 (約230cm) まであり、突っ張りができるもの。ただし梁がせり出している部分があるため、一部200cm程度に押さえられるとありがたい (そのために高さの違う複数の棚を組み合わせるのはアリ)超整理法にも使うので、角形2号封筒が入る奥行き (24cm) があると嬉しい (多少はみ出すのは許容する)余計...
book

梶山季之, せどり男爵数奇譚

古書蒐集にとりつかれた男、せどり男爵の物語。自分も古書のために神田や早稲田界隈を探し歩いた経験がある身故、古書に魅入られた人間の心理は良くわかる。せどり男爵が和本に目を向けるきっかけとなった人物である加盞堂老人が、夢にまで見た本を見つけた時の心理を「何度みても、間違いないと知った時、わしは失禁しそうになった」と語っているが、古書マニアの昂奮を見事にあらわしている。他にも、洋書の初版本に目がない婦人、ビブリオクレプト (盗書狂) にまつわるミステリー、本の装丁に魅入られた男など...