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Garr Reynolds, PresentationZen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery

Presentation Zenの中の人による著作。タイトルでわかる通り、著者は日本文化にも造形が深く、所々に日本の心が取り上げられていて少し嬉しくなる。 プレゼン資料の作り方を手取り足取りというタイプの本ではなく、もう少しメタな話。かといって、精神論だけの読むのが辛いタイプの本ではなく、本書自体が高いレベルのプレゼンでもあるため、主張がすんなりと頭の中に入ってくる。 私は比較的プレゼンをする機会が多い職種なのだが、今までいかにダメなプレゼンをしてきたかに気づき少しヘコむ。最...
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長いものに巻かれてiPod shuffle

長いことRio SU30 (通称: 酢昆布) を愛用してきたが、5年も使うとバッテリーもヘタるし、いろいろとガタがくる。ましてや私の場合はジョギング中に使うなどラフな扱いをしてきたので、そろそろ限界。 というわけで買い換えを、と探してみると世の中はいつの間にかAppleの独占状態。その中で、ジョギング中に使うことを考えると自動的にとなった。最近の用途は英語の勉強用がメインなので、Podcastが楽に扱える (気がする) iTunesが使いたかったというのもある。 ヨドバシカメ...
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CASIO G’z One W62CAを3ヶ月ほど使ってみて

CASIO G'z One W62CAを買ってから3ヶ月ほど使ってみてのメモ。 KCP+のせいか、かなりもっさり感があるカメラの画質に期待してはいけない。これはEXILIMケータイではない写真の保存はさすがに少し速くなったか普段の練習記録の手間を省けるau smart sportsはかなりお手軽走行記録がXMLで吐けるので、google earthの上で走行コースを確認できるのが楽しいW62CAはやや大柄だが、練習時にウェストポーチをつける習慣のある人ならばあまり気にならない...
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野口悠紀雄(著, 監修), 「超」整理手帳2009(黒)

今年も変わらず「超」整理手帳を購入。 昨年度版は、一年間の使用で表面がだいぶ荒れてきてしまったのでカバーごと更新。 中身は完全に昨年度と同じように見える。枯れてきたという意味では良いことでもあるが、進化が止まってしまった様でもあり、少し寂しい。
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新生銀行からの振り込みエラー

初めて、新生銀行からの銀行振込の手続きでエラーをした。原因は、某社の振込先口座番号のフォントの "6" が、どうみても "8" にしか見えないものだったため。 朝の8時過ぎに自宅のPCから振込手続を行い、完了したように見えた (この時点で既に取り消しが効かなくなっているので新生銀行内の処理は完了している様に思える) が、11時前頃になって振込エラーのメールが届いていた。このタイムラグは何なのだろう。 また、振込エラーのケースでも、無料振込回数が減ってしまうのが非常に悲しい。踏...
diary

ICカードチャージ専用機

某駅のICカードチャージ専用機でPASMOのチャージをしようとしてハマる。 一万円札を投入して何度も何度も弾かれて、ようやく千円札専用機であることに気づく。普通に五千円や一万円単位をチャージする機械なのに、千円札専用とは少し気付きにくい。後付で貼られた "1000円札専用" のシールが、同じ間違いをする人たちの多さを物語っている。
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Ziv Yaar(著), Steve Mulder(著), 佐藤伸哉(監訳), 奥泉直子(訳), Webサイト設計のためのペルソナ手法の教科書

だいぶ時代に遅れながらもペルソナ手法を勉強してみる。 期待していた統計分析の手法がさわりだけだったのは残念だが、ペルソナ作りの雰囲気はなんとなくつかめた気がする。ペルソナの作例が非常に具体的なのも良い。
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ドナルド・A・ノーマン(著), 岡本明, 安村通晃, 伊賀聡一郎, 上野晶子(訳), エモーショナル・デザイン 微笑を誘うモノたちのために

積ん読になっていたノーマン先生の本を読んでみる。 本能 (visceral) 、行動 (behavior) 、内省 (reflective) の3つのレベルに基づくデザインの見方は、今後様々なデザインを見ていく上で役に立ちそう。
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安岡孝一, 安岡素子, キーボード配列QWERTYの謎

恥ずかしながら、私も本書を読むまでは「タイプライターのアームが絡むのを防ぐために、打ちにくいQWERTY配列が作られた」という俗説を信じていた。 本書は、タイプライターやテレタイプの歴史を丹念に追いかけることで、その俗説が誤りであることを示してくれる。また、その誤りを正すだけにとどまらず、件の俗説がどのように生まれ、一人歩きしてきたかについても徹底した調査を行っているのが興味深い。 圧巻なのはその参考文献の量。500件近くの文献を調べ上げた労力には素直に脱帽させられる。キーボ...
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R.H.R.アンホルト(著), 鈴木炎(訳), I.S.リー(訳), 理系のための口頭発表術

近頃は何かと口頭発表をする機会が増えているので読んでみる。 単純なパワーポイントの作り方にとどまらず、服装から壇上での技術まで一通りのことが押さえられている。 タイトルには "理系のための" とあるが、あまり理系依存とは感じられない。各所に出てくる例題が生物学のものであるくらいか。これが素人にはややわかりにくいのが難か。