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東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング

周回遅れで流行に踊らされてみる。社会人になってからさらに手書きをする機会が減ったせいか、漢字が書けなくなっている自分に気付く。とはいえ、漢字が読めなくて困ったという経験はほとんどないので、passive vocabularyとactive vocabularyの差がどんどん拡大しているのだろう文字認識はたまに怪しい時がある。画数の多い漢字は比較的正しく認識されるのだが、数字や記号 ("×" と "+" など) が誤認識されやすい。時間制限のある問題では致命傷になりやすいゲーム...
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英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け

先日購入した。とりあえず一通りプレイしてみたので感想。音声の質は意外とまとも。ただし、ボリュームを最大にしても少々聞き取りにくいときがある (fukumotoはDS Liteを使用。元祖DSでどうかは不明) ので、イヤホンを併用した方が良いかもトレーニング日は、プレイ時ではなく、ソフト起動時が基準で決まる模様。つまりサスペンドを繰り返している使い方だと新しい日付に移らないので、日が変わったら再起動が必要ゲームとしての楽しさを期待してはいけない。基本的には単調なディクテーション...
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溝上憲文, 超・学歴社会

採用にあたって学歴不問と明言する企業も多いわけだが、それがタテマエであることは多くの人が勘付いていることだと思う。そんな現状をとらえ、実際にはまだまだ学歴信仰が根強く残っていることを示した本。具体的にどうあるべきかという提案や、将来学歴の扱いがどう変化していくかについてはほとんど触れていない。あくまでも現在、学歴は一定の地位を保っているという重い事実を示すだけである。大学進学を控えた高校生あたりにぜひ読んでもらいたい本。人事関係者のインタビューはソースもわからずどこまで信頼し...
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通信教育の切手

以前からアルク社のヒアリングマラソンという通信教育を受けてます。ヒアリングマラソンは月例テストがあり、解答用紙を郵送して採点してもらう仕組みになっています。その郵便は以前は15円で送れたのですが、気がついたら80円に値上げされていました。第四種郵便物から外れた様なのですが、何があったのでしょうか。まあ、値上げといっても (教材代全体からみたら) 小銭なので良いのですが、困るのは買い置きの切手。15円単位で貼れる様に、10円切手と5円切手を買い込んでしまっています。ここ数年、こ...
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苅谷剛彦, なぜ教育論争は不毛なのか

複数の媒体に発表した原稿をまとめた本なので、雑多な印象があるが、主張はきちんと一本通っている。従来の教育論争で取り上げられている、ゆとり対詰め込みや、右対左といった対立軸にとらわれ過ぎることなく、社会階層による教育格差の問題をあぶり出している点がすばらしい。
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河原俊昭, 山本忠行, 多言語社会がやってきた 世界の言語政策Q&A

新幹線の中で読破。2ページ見開きで完結するQ&A形式で、一つまた一つと読んでいるうちに読み切ってしまった。言語と政治の関係の深さやドロドロした部分を改めて認識させられる一冊。お勧め。
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三浦俊彦, 論理パラドクス 論証力を磨く99問

最近は寝る前にこれをちょっとずつ読んでいます。一つ一つゆっくり考えながら読むべき本で、かつ題毎に区切られているので寝る前にベッドで読むのに適していると思います。内容は純粋な論理の組み立てに加えて答えの出ない思想・哲学的な内容やパズル的な各種パラドクスも含まれており、なかなかバラエティ豊かで飽きさせません。
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小塩隆士, 教育を経済学で考える

実データに基づいた検証よりも、理論が中心な本です。興味深いところだけ下に抜き書きしておきます。この辺のお話に興味があれば買いです。教育は投資と消費の両方の性質を持っている。教育はお金を出す人 (多くは親) と、サービスを受ける人 (多くは子) が異なる場合が多いという点が他のサービスと異なる教育投資がなされるのは不確実性が高いため教育はコール・オプションの購入と近い性質がある教育は本質的に格差を拡大する効果がある
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小室直樹, 大越俊夫, 人をつくる教育 国をつくる教育

小室先生と大越先生の共著となっていますが、実質的には小室先生が講義をするスタイルですすめられます。小室ファンにも安心です :-)まずは、現在の日本の教育の現状が小室先生の他の著作でも頻繁に登場するアノミー (無連帯) の概念を使って説明され、学校教育で行動規範を教えない点が最大の問題であることを看破しています。その後、多くの偉人を生んだ吉田松陰の教育を例に挙げ、日本の教育の在り方について語られています。他の小室本と同様、教育という難解なテーマにもかかわらず平易な文章で語られた...
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アルク ヒアリングマラソン

今年のヒアリングマラソンが終わった。相変わらず1000時間には遠く及ばないが、月例テストはなんとかすべて提出した。今年からは職場の教育プログラムで受講するようにしたので、月例テストをすべて出せば教材費の半額が補助される。さらに今年1年分の使用済み教材をまとめてオークションに出すと半額程度で売れるので (以下略) 。