food

comic

岡本健太郎, 山賊ダイアリー (1)

著者は銃猟免許もわな猟免許も持っている本物の猟師だけあり、実体験マンガの中では別格の面白さ。端々から自然や獲物たちへの敬意が感じられるのも好印象。
product

大豆プロテイン

しばらく使用していたの味に飽きてきたので、違う製品を開拓してみる。まずは、amazonの激安大豆プロテインから。ほぼ脱脂大豆100%で、添加剤は溶けやすくする乳化剤のみ。そのため、必要なビタミンやミネラルは別に補助する必要があるが、別途サプリメントをとっている人にはかえって都合が良い場合もあるだろう。味はあまり大豆臭さが無く、それほど飲み辛くは感じない。ややダマになりやすいが、これは大豆プロテインの宿命とも言える点なので仕方ないだろう。
book

森枝卓士, 食の冒険地図 交じりあう味、生きのびるための舌

ビッグ錠の表紙に少し不安になるが、内容は非常に真っ当でトンデモ度は低め。本文は比較食文化論的な内容。食のタブーの起源などやや飛躍のある箇所もあるが、読み物としては面白い。
book

橋本淳司, 明日の水は大丈夫? バケツ1杯で考える「水」の授業

水問題の本だが、低年齢層を意識している作りで分かりやすい。ヴァーチャル・ウォーターや食糧自給率など批判も多い概念も素朴に紹介しているあたりは、学者ではないジャーナリストの限界か。
comic

荒川弘, 銀の匙 Silver Spoon (1)

中勘助ではなく、荒川弘のマンガの方。農業高校ネタは面白いが、百姓貴族と被るところが多いのはご愛敬。
diary

シンガポール

お仕事でシンガポールへ。実はシンガポールへ来るのは初めて。肉体的な意味だけで言うと、欧米に比べて非常に楽な旅今は羽田からの直行便が出ているので、成田に行かなくて良いのがありがたい片道7時間強のフライトは少々長いが、時差が1時間しかないので時差ボケなしもともと小さい国の上、空港が地下鉄に直結しているので、市中心部へのアクセスも良好EZ-linkカード (日本のSuicaの様なもの) を買っておくとさらに便利唯一キツいのはその暑さ。この季節でも半袖短パンが快適食もあまりストレスを...
book

久住昌之(監修), 水沢悦子(画), 花のズボラ飯 うんま~いレシピ なぜ、ズボラ料理なのに泣くほどうまいのか

花のズボラ飯の便乗本。マンガに登場した料理 (やその派生料理) を作ってみました、というだけの本なのだが、プロのフードスタイリストの技術はやはり大したもの。卵かけご飯やレトルトのシチュー (原作はこんな料理多数) もそれなりに見えてくる。
comic

左剛蔵, アンギャマン リアル遠足伊勢巡礼編

ブログを元にした行脚マンガ。そもそもなぜ行脚に出るかの説明は一切なしで始まるなど、ブログを読んでいない人には着いていけない部分もあるが、内容はそれを補って余りあるほど。はっきり言ってしまうとひたすら歩くだけの内容はある意味退屈ではあるのだが、旅というのは本来そういうものではないかと思えてくる。地味ではあるが、旅先の各地に感謝の気持ちが感じられるのも好印象。
book

子安大輔, ラー油とハイボール 時代の空気は「食」でつかむ

外食系コンサル本。事例分析が中心なのは良いのだが、分析が後付け的なものばかり。さらりと目を通す読み物としては及第点。
comic

湯浅ヒトシ, けずり武士 (1)

大江戸活劇のフリをしたグルメマンガ。現代基準で見ると素朴な料理ばかりだが、どれもこれも実に食欲をそそるものばかり。活劇の方はベタなストーリーではあるが水準以上。