humor

book

倉田真由美, 山崎元, ダメだ!この会社 わが社も他社も丸裸

共著の体裁になっているが、メインは山崎さんの方。くらたまファンの方には物足りないかもしれない。ダメ会社を身も蓋もなく斬りまくる。実に痛快。就職活動中の学生さんに是非読んでもらいたい。事例は金融業界中心だが、他の業界にも当てはまる処世術やノウハウも盛りだくさん。もちろん、今の職場を見つめ直したい向きにもお勧め。
movie

急遽夏休みがとれたので渋谷で全ての欲と煩悩を解消する / 亀は意外と速く泳ぐ

続いて映画欲。渋谷シネ・ラ・セットにて亀は意外と速く泳ぐを鑑賞。50席程度の小さい映画館。後ろ半分の客席はいわゆる普通の映画館の座席だったが、前半分は応接セット風の珍しい作り。お盆休み中なのと、水曜日割引 (水曜日は1000円に割引) のせいでほぼ満員。映画自体は実にユルい作品。ストーリーはあってなきがごとしなので、小ネタにニヤニヤするための作品かも。キャッチコピーにも「脱力系」とあるし。その小ネタの質は高く、キャストもやけに良いので、脱力系なのを期待していくのならば非常にお...
book

佐藤和歌子, 間取りの手帖

最近引っ越しを検討しており、間取り図を眺めていることが多いので、うっかり購入。ただヘンな間取り図を集めて笑うだけの本なのだが、面白い。引っ越し先の選定には全く役に立たないが。値段の割にちょっとボリューム不足な感があるのでそこだけは残念。
book

土屋賢二, われ笑う、ゆえにわれあり

一冊まるまる屁理屈と高度にひねた笑いとが続く。じつにくだらない (褒め言葉) 。いわゆる読者を選ぶ本なのだが、わかる人には絶対のお勧め。……哲学者って、みんなこんな人なのか?
book

小林信彦, 素晴らしい日本野球

既に絶版になっている短編集をamazon.co.jpのマーケットプレイスで購入。表題作の「素晴らしい日本野球」と「素晴らしい日本文化」は実に下らなくも素晴らしい作品。しかし、他の作品は世代の違いもあり背景を共有できておらず、今ひとつ共感もできず。
comic

泉昌之, 新さん

やっぱり、泉昌之は良い。
diary

花見@神田川/新江戸川公園

ちょうど見頃なので、神田川まで桜見物に行ってみた。この花見スポットは桜もさることながら、川沿いに展示されている、地元小学生による川柳が素晴らしい。今回の一番のヒットは、神田川の鯉にちなんだ一句。
book

早川いくを, へんないきもの

その名前のとおり、"へんないきもの" だけを集めた一冊。全く役に立たない本ではあるが、純粋に面白い。子供の頃によく図鑑を眺めていた人間にとっては、そのより抜きのようにも感じられる。それぞれのいきものに1ページの解説がつくが、これも変に学術ぶったりせず、ユルくて良い。
diary

きょうのZくん

密かに愛読しているデイリーポータルZのトップページ右上にきょうのZくんというコーナーがあるのに気づいた。ユルくていい感じ。しかし閲覧し始めて1年以上気付かなかったのはどうかと思ったが、同じくデイリーポータルZ愛読者の友人に聞いてみたところ存在に気づいていなかった。やっぱりみんな気がつきにくい場所なのね。
book

ドーター・コパ, 幸せを呼ぶパソコン風水

某所のビンゴ大会の景品でいただいた。絶対自分では買わない本だけにちょっと新鮮。"幸運を呼ぶ、末広がりで中央揃えの署名", "スタートメニューをいじると運気がダウン", "メッセンジャーの位置は東南の方角が吉" など、今までの技術者的価値観を根底からひっくり返されるtipsの数々がステキ。