money

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竹内謙礼, 青木寿幸, 貯金兄弟

戦略課長に続いてもう一冊。 今回のテーマは資産構築とファイナンシャルプラン。いつも通りの小説仕立てで手軽に読める。資産運用にほとんど触れていない点は片手落ちに感じるが、その他はトンデモ度も低くマネー戦略の入門書としておすすめできる。
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竹内謙礼, 青木寿幸, 戦略課長

会計天国に続いてこちらも。 今回のテーマは投資戦略。サラリーマンとしての戦略と、資産運用の戦略の二本立て。投資戦略の部分に新味はないが、読みやすさは健在なので、一冊目としてはおすすめできる。
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アーニー・J. ゼリンスキー(著), 三橋由希子(訳), 働かないって、ワクワクしない?

早期リタイアやセミ・リタイアのガイド本。 単純な隠居ではなく、リタイア後に自己実現をしたい人向け。リタイアを考えているが後ろめたさを感じている人が読むのには良いかもしれない。リタイアを論じる上での大きな要素であろうお金の話は抽象論が中心なので、具体的な試算は別の本を参照した方が良いだろう。
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新庄耕, ニューカルマ

狭小邸宅が良かったのでこちらも。 今回のテーマは、ルポは多数あるものの小説としては珍しいネットワークビジネス。追い込まれた勤め人の揺れる感情の切り取り方は実に巧み。
comic

青木雄二, 青木雄二傑作漫画作品集 50億円の約束手形

傑作漫画作品集の名前は伊達ではなく、収録作全てが傑作ばかり。 初出の情報が付属していないが、初期の作品が中心だろうか。ナニワ金融道では控え目だった、マルクスやドストエフスキーの思想が色濃く溢れている。
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カン・チュンド, ETF投資入門

ETF投資を勧める本は溢れているが、その仕組みまできちんと解説している本は少ない。その中で本書は指定参加者 (AP: Authorized Participant) を利用して維持コストを下げつつ価格の乖離を減らす仕組みまでわかりやすく解説しているのが良い。 原理的な解説は今でも古さを感じないが、2010年の出版から現在までに特に日本国内のETF商品の顔ぶれが大きく変化している点には注意が必要。
book

橘木俊詔, 森剛志, 新・日本のお金持ち研究

本書で言う "お金持ち" は、高額納税者のこと。すなわち、個人で大きな課税対象所得がある人々だけを対象としており、上手く節税している人々や資産運用益中心の人々は除かれている。このあたり、一般の人が "お金持ち" と聞いて思い浮かべるものと乖離しているように思える。 全国高額納税者名簿に掲載された人々への質問紙調査を主な情報源としているが、回収率が不明なのも残念。相当のバイアスを覚悟して読む必要がある。 なお、表題からの改訂版と思いこんでこちらから読み始めたが、続編にあたるもの...
book

青木寿幸, 竹内謙礼, 会計天国

"おもしろくて、ためになる" 系のビジネス小説。 コメディタッチの小説は読みやすく、単純な読み物としても悪くない。肝心の会計部分は、さすがにずぶの素人が一冊目として読むのには敷居が高いか。ある程度会計を理解している人がおさらいを兼ねて読むのにはちょうど良さそう。
product

E8 Wallet

メインの財布として利用しているE8 walletを新調した。 2年半も利用しているとさすがにゴムがヘタってきたので新調。特に小銭入れの部分が弱くなり、小銭がずり落ちるようになってきた前回同様、Etsyで購入。値段も前回と同じく2個でで$19.99、送料$6.00。ただし円安進行のため実質少し値上がり。発注から到着まで10日ほどamazon.comでも取り扱いがあるが、少々割高仕様は前回と変わっていない様に見える。強いて挙げるなら、ロゴが入っているベロが少し大きくなったくらいか
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ヴァホン・ジョンジグヨン(著), 平野誠一(訳), バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと 個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ

数あるバフェット本の中で、バフェットを神格化していない珍しい存在。 バフェットの有名な発言とその行動を照らしあわせて検証することで、その真意を探っていく。バフェットの失敗を失敗としてきちんと評価していく姿勢も良い。