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中村淳彦, 日本の風俗嬢

前作に続き、風俗業界を扱ったドキュメンタリ。この業界に関する基礎知識はよくまとまっているので、一冊目として読むには悪くない。統計の少ない分野なので仕方ない部分もあるが、各種の数値の推定はさすがに大雑把すぎるか。
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久住昌之(原作), 谷口ジロー(作画), 孤独のグルメ2

久しぶりの新刊。孤独のグルメ【新装版】との重複はなし。いつの間にかメジャーになってしまった作品。だけど読む。
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ロースおじさん, ロースおじさんのとんかつQ&A その悩み、豚に相談した?

「グーペ」のキャラクターブログ「とんかつ教室」の書籍版。新規ネタは少なめだが、コレクターグッズとしては買い。
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tugeneko, 彼とカレット。 (2)

彼とカレット。の続編。前巻に引き続きワンパターンなのだけれど、それだけに安心して気楽に読める。
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榎本俊二, ムーたち (2)

ムーたちの続編。相変わらずの不条理さ。斎藤環の解説もなかなか。
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泉昌之, 食の軍師 (4)

荒野のグルメに続いてもう一冊、久住昌之。だんだんと地方食べ歩きグルメにシフトしてきている印象。オチも力石に頼り過ぎか。
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トーマス・トウェイツ(著), 村井理子(訳), ゼロからトースターを作ってみた

この "ゼロから" は、自然の中にある材料から、という意味。鉄鉱石を精錬し、マイカ (雲母) を引き剥がし、銅を電解精錬し、とバカバカしくも見事な企画。何気なく使っている安価な家電製品が世界中の様々な工業的プロセスに依存していることに気付かせてくれる。著者はRoyal College of Artの学生で、卒業制作としてこのプロジェクトに取り組んだとのこと。学生故の準備不足や無計画さが目に付き、所々やむなく初心を曲げてしまっている個所もあるが、そういった細かい点を吹き飛ばすほ...
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岡田淳雅, 頭が冴えるルービックキューブ

ルービックキューブ初心者向けの入門書としてはなかなか。図版がないのはやや寂しいか。
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榎本俊二, ムーたち (1)

いわゆる不条理マンガに分類されるのだろうけれど、単に不条理なだけではなくどこか世の中の見方を揺さぶられるような感覚がある。
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中村孝司, みかんの面白いむき方大百科

YouTubeで話題になり、その勢いで単行本化。あくまでも一発ネタなので過剰に期待すると裏切られるかもしれないが、ネタ本と割り切るのならばアリ。