畑村洋太郎, 失敗学のすすめ

失敗をいかにして生かすかを科学的に実証した本。

畑村先生の研究室では、過去にあった失敗を後輩に伝えるにあたり失敗者の実名を伝えることにしている、というくだりが興味深い。素人考えでは、実名を隠す方が失敗を公開しやすいのではないかと思えてしまうが、以下の3つの理由を読んで納得できた。

  1. 聞く者によりリアルで強烈なインパクトを与えることができる
  2. 興味を覚えた者がより詳しい内容を知りたいとき、失敗者本人に直接聞くことができる
  3. 実名を出すことで、失敗とは隠すものではないという文化をつくることができる
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