今時 “2.0” という名前もいかがなものかと思うが買ってみる。
旧作は1989年の発売なので、実に19年ぶりの大幅改定。システムだけでなく世界観も大きく変更しており、その意気込みが伺える。
- 文庫での発売は嬉しいが、近所の大型書店に富士見ドラゴンブック自体がほとんど置かれておらず見つけるのに苦労する。富士見ファンタジア文庫は一山あるのに
- 横書きになったのは地味に嬉しい
- 装丁も挿し絵も今風のアニメ調になってしまったのが寂しい
- 安田均、水野良、清松みゆきはスーパーバイザーの位置に下がり、北沢慶がデザイン。小説家だと思っていたがゲームデザインも手がけているのか
- 世界観は旧作と全く別物。舞台がフォーセリアではなくなり、新種族の追加や魔法体系の一新などが行われている
- 戦闘特技が追加され、戦闘のバリエーションが増えた。コンピュータRPGに近づいたか
- HPやMPを回復させる薬草などが登場したのもコンピュータRPGのよう
- レーティング表という名称は前面に出てこなくなり、武器表に必要な箇所のみ示されるようになった
- 武器は1.0の様なオーダーメイド型ではなく、既製品の筋力固定型に
- キャラクターのかんたん作成として、既製品のキャラクターが用意されるようになった
- スキルだけでなく、能力値も成長するようになった
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