中野京子, 怖い絵 (1) (2)

たまには売れ筋の本も読んでみる。

主に16世紀以降の西洋絵画の背景を紹介することで、その隠れた怖さというものを紹介する試み。”恐い” といっていいのかどうかわからないものも混ざっているが、読み物としては文句なく面白い。

素人の読者を想定した解説文なので、いわゆる絵画の見方がわからなくても大丈夫。今まであまり絵画に興味のなかった方の入門書としてもおすすめ。

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