梅雨の合間の貴重な晴天は、外秩父の七峰を縦走。
- コースは、東武主催の外秩父七峰縦走ハイキングを流用。ハイキングという軽い名前が付いているが、通して走るとそれなりに足にガツンとくるコース
- コースマップは東武トラベルなどでもらえる。川越の東武トラベルでは、ご自由にどうぞではなく、窓口に尋ねると出てくる形。なお、このマップは少し大きすぎるので、何枚かに分けた縮小コピーを用意した方が取り回しが楽
- このコースの良いところは、案内板が至る所にあり、コースマップを開く必要がほとんどないところ。ただし、市街地はさすがに案内板が少なく、むしろ山岳部よりも迷いやすいくらいなので注意が必要
- いざとなれば途中で路線バスに逃げられるのもトレーニング用のコースとしては嬉しいところ
朝は始発で東武東上線小川町駅に向かい、6時丁度に走りはじめる
- 官ノ倉山は、体力に余裕のある序盤ということもあり特に問題なし。ただし、石尊山の手前の鎖場だけはさすがに少し要注意
- 正式なコースは、実は官ノ倉山山頂は入っておらず脇を通過するだけのようだが、キャパシティの問題だろうか。とはいえ、それほど遠回りをするわけでもないので、立ち寄るべきだろう
ここから先は初見のコース。
- 安戸側に降りてからは、少し車道を走る。ここで東秩父村和紙の里の脇から笠山に入るのだが、これを見落として通り過ぎてしまった。案内板が少なくわかりにくいので注意が必要
- 笠山までは、大半が舗装された林道をだらだらと登る。最後に少し雑木林が入るのが気持ち良い
- 笠山山頂も微妙にコースから外れているが、ほんの隣なので是非立ち寄るべき
- 堂平山入口には、”熊出没注意” の案内があるので、鈴くらいは持った方が良いかもしれない
- 堂平山へは杉林を抜ける。幸いにして花粉症ではない私には気持ちの良いコース
- 堂平山山頂は、堂平天文台の脇。車で入るルートがあるので、山頂ではアマチュア無線家がパラボラアンテナを設置して長距離伝送試験をしていた
- 剣ヶ峰はどこが山頂だったのかもわからずに通り過ぎる 🙂
このあたりで、距離的には丁度半分というところ。
- 定峰峠で本日初めての売店に立ち寄る。自販機もあり、四輪車、二輪車、自転車と、違う人種が勝手にたむろっており、実に良い光景
- 大霧山で初めてまとまった数の登山客を見る。お昼時に近かったこともあり、食事をとる人たちで賑わっていた
- 粥新田峠を抜け、秩父高原牧場へ。このあたりは車で来られる観光地なので、家族連れなどが多く、トレイルの格好の人間は少し浮く
- 皇鈴山と登谷山は特筆することもなし
- 登谷山の先の秩父登谷高原牧場で飲み物を買ったら、売店の方が気を利かせて、空のペットボトルにも給水してくれた。実はこの時点でハイドレーションの残量も心許なくなっていたのだが、私は日本人なのでそっちに給水してくれとは言えない。少し行ったところで、ペットボトルに給水していただいた水をハイドレーションに移す
- 釜伏峠から先は中間平を越えて市街地に出るまで舗装路の緩やかな下りが延々と続く。かなり膝にキツい
- 市街地に入ってからの道がややわかりにくい。最後は寄居駅にゴールするつもりが、道を誤ってしまい、隣の玉淀駅に到着してしまった
全体としては、トレーニングには申し分ないコースだと感じた。
- トレイル率は主観で半分強といったところか。トレイルシューズかランニングシューズか迷う微妙なところ
- 登山客はあまり多くなく、ましてやトレイルランナーは数えるほどしか見かけず。あまり周りの目を気にせずに自由に走れる
- 公式には全行程42.195kmとなっているが、手元のGPSを見たら50km近かった。誤差もあるだろうが、途中の下界で道に迷ったのが大きい
- 7~8時間程度の行程と予想していたが、実際には9時間以上かかってしまった。上の迷った時間に加え、途中で食事休憩をとったのと、釜伏峠から先は膝にキて歩いてしまったのが大きい
- 走行記録をアップロードしておく (Google Mapsで見る場合はこちら)
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