玉村豊男, 料理の四面体

長らく絶版となっていたが、この度めでたく文庫で復活した。

タイトルにもなっている “料理の四面体” とは、ありとあらゆる料理をたった一つの四面体の表面にマッピングしてしまおうという試みのこと。こういったメタな料理論というのは類書があまりなく実に新鮮。しかしながら、それで既存の料理を分類できるということと、実際にそれを活用して創作するということの間には大きな溝がある気がする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました