2014-07

diary

小川町~石尊山~官ノ倉山~烏森山~臼入山/細窪山~落合~小川町

連休は雨がちであったが、最終日は少し晴れ間が見えたので、これ幸いと走りに。 小川町からは長福寺と諏訪神社を経由して北向不動から取り付く石尊山を経由して官ノ倉山へ。このあたりで何組かの行楽客とすれ違う官ノ倉山から少し下ったところで伐採作業が行われており、合間を縫って走る官ノ倉山周辺に、烏森山方面への標識はない。実は、官ノ倉山から西に少し下りたところにある "至山道" の標識が正解烏森山へは鬱蒼とした森林の中を走る。山頂も眺望はなし。経路に標識はほとんどなく、怪しい踏み跡とテープ...
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郷田マモラ, モリのアサガオ 番外編

モリのアサガオの続編。 本編と同様、法学よりも感情論に偏りがちではあるが、死刑反対派の素直な感情はこのあたりかもしれないと思う。
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豊田正義, 消された一家 北九州・連続監禁殺人事件

あの北九州監禁殺人事件を追ったルポタージュ作品。 事件の内容が内容だけに関係者へのインタビューは限られているが、公判記録から事件を見事に再構成している。主犯の松永太の生育環境など掘り下げが不十分と思われる個所があるものの、関係者が口を閉ざす中でよくここまでまとめたものと思う。 この事件を扱う上では避けて通れない監禁や殺人の描写はかなり生々しいので、耐性がない方はご注意を。
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井上純一, 中国嫁日記 (三)

ついに中国での生活が始まり、現地のネタが増えてくる。結婚生活が安定期に入ったこともあり、大きなイベントと言うよりは身近なネタが中心。ブログからの再録が多いが、書き下ろしの国際結婚の事務手続きなどはなかなか興味深い。
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礫川全次, 隠語の民俗学 差別とアイデンティティ

在野の研究者による隠語の世界への導き。先人の研究からきちんと解説しているので、初学者でも楽しめる構成となっている。 隠語の性質上、記録が少なく想像に頼らざるをえない部分が多いとはいえ、語源の推定などでやや論理が飛躍している箇所が見られる。
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久住昌之(原作), 土山しげる(画), 漫画版 野武士のグルメ

野武士のグルメをマンガ化したもの。 面白いことは面白いのだけれど、原作に忠実な構成であまり土山しげるらしさが感じられないのがやや残念か。
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手束仁, 高校野球マネー事情

高校野球のマネーと言ってもいわゆるドラフトの裏金ではなく、野球部運営にかかる費用や保護者の支援の方。 取材対象が関東近郊に偏っているものの、リアルな数字は説得力がある。また、一線で活躍している監督のインタビューや対談も収録されており、本音に近い愚痴が垣間見える場面も。
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武田知弘, ナチスの発明

表題通りのナチスの発明はごく一部で、大半はナチス時代のドイツに少しでも関係ある発明や製品、研究をこじつけたもの。それでも分量が足りなかったのか、後半はナチスの成り立ちや人物紹介で水増しされている。 巻末に参考文献一覧はあるものの、すべて和書で二次資料が中心の上に各項目がどこから引用したものかがまったく示されていないので、話半分で読むのが良いだろう。コンラート・ツーゼが計算機における二進法利用を最初に発案したとするなど、明らかな誤りも見られる。
diary

越生~大高取山~桂木峠~笹郷~顔振峠~吾野

今日も午後に用事がありあまり時間がないので、先週と同様に既存越生から西武秩父線へ抜けるコースのバリエーション。車道走りが多めなので、短時間にさっと練習するのには良いかもしれない。 いつもの越生神社や無名戦士之墓ではなく、正法寺の向かいから取り付き、藪に埋もれがちな道を駆け上がる桂木観音からはしばらく車道走り。上大満、東上閣を経由し、笹郷へ笹郷から顔振峠へはトレイルで一気顔振峠からは一番近い吾野駅へ越生長沢線を下る
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北村雄一(著), 独立行政法人海洋研究開発機構(協力), 深海生物ファイル あなたの知らない暗黒世界の住人たち

海洋研究開発機構の協力もあり、美麗な写真や精緻なイラストがこれでもかと掲載されている。それでいて事典ほど堅苦しくなく純粋な読み物としても存分に楽しめるのは見事。