ASUS ZenBook Pro 15 UX550GD-8750
長らくだましだまし使い続けていたPCがついに寿命となったため、新調することとした。前回更新した7年前 (!) は、性能面でデスクトップしか選択肢がなかったが、現在ではラップトップでも十分にで生活できる水準になってきた。
買ったのはASUS ZenBook Pro 15 UX550GD-8750。後述の選定条件を満たしており、文句のない機種。値段も手頃で、ビックカメラで税込190,652円 (13%ポイント還元) 。カスタマイズ不可で即納。
実際触ってみての感触は以下の通り。
- 今どきのPCらしく、包装はシンプルなもの
- 化粧箱から、Appleになりたい意志を強く感じる
- 付属品はACアダプタと簡単なマニュアル、保証書程度
- ACアダプタはかなり大きめ。据え置き運用を前提として、持ち歩きは短時間に留める使い方向き。標準的な19.5V, 5.5mm/2.5mmなので、HPなどと共用できるかもしれない (自己責任でどうぞ)
- 本体の質感は悪くないが、スピン加工の天板はやや指紋が付きやすい
- キーボードとタッチパッドは及第点
- アイソレーションキーボードだが、打鍵感はしっかりしており悪くない
- 左下のCtrlとFnはCtrlが左に配置されており、好みが分かれるかもしれない
- 右上のバックスペースキーと電源ボタンがかなり近い。設定で電源ボタンを殺しておいた方が良いかもしれない
- タッチパッドはいわゆる普通のクリッカブルなマルチタップ。独立ボタンはなし。ややカタつきが気になる
- インタフェースは必要十分なものが一通り揃っている
- 右側にType-Aが2つ、左側にType-C (Thunderbolt 3) が2つと偏っているのは癖がある
- メモリーカードスロットはmicroSDのみ (microSDXC対応) だが、ほとんど出っ張らないのは嬉しい
- SSDは今どきなぜかSATA3接続だが、体感上は気にならない
- 指紋認証は思いの外便利
- ケンジントンロックはないので注意
選定条件
ZenBook Proに決まるまではひと悶着あった。以下の条件で選定したが、なかなか適当なものが見つからなかった。
- 必須条件
- 非光沢液晶。15インチ、フルHD以上
- テンキーなし。タッチパッド中央配置
- メモリ16GB以上
- SSD 512GB以上
- Radeon RX540相当以上
- スパイウェアなメーカーは除外
- 望ましい条件
- 4K以上の液晶
- USキーボード
- メモリ32GB以上
- SSD 1TB以上
- GeForce GTX1050以上
- 2.5kg以下
各メーカーの状況
ASUS
最終的にZenBook Pro 15 UX550GD-8750を選んだが、他にも候補の機種がいくつかあった。
ProではないZenBookのZenBook UX430UNも候補の一つだった。UX550GD-8750と比べると一回り小さく軽いのが魅力だが、代わりに液晶が14.0インチにビデオカードがGeForce MX150にそれぞれダウングレードするのが選定条件に合わなかった。
B9440UAも14.0インチながら非光沢の液晶。薄型機だが、英語キーボードは悪くない打鍵感で価格も手頃。ただし、Intel HD Graphics 620ではさすがにゲームが厳しそうで候補から外れた。ゲームをしないのであれば、この機種を選んでいたかもしれない。
HP
HP製品はほとんど光沢液晶中心なのが厳しい。また、HPの15インチクラスはほぼすべてテンキー付きの機種になり、画面の左側に寄って操作することになるのが気持ち悪い。HP EliteBook 850 G5はテンキーだけが惜しかった。
HP EliteBook 1050 G1は非光沢でタッチパッドも中央配置だが、発売がいつになるかわからずに諦めた。価格もかなり強気。
Dell
Dellも非光沢の選択肢が少ない。また、15.0インチクラスは嫌でもテンキー付きになってしまう。
Lenovo
Lenovoは仕様を見ると非常に魅力的なのだが、スパイウェア疑惑が拭いきれないので除外した。
MSI
MSIのPS42 8RBも候補にあった。非光沢の14.0インチ液晶と英語キーボード搭載で、16GBのメモリと512GBのSSDが積める。ビデオカードがGeForce MX150 2GB GDDR5なところだけが惜しかった。
国産
国産ではPanasonicや東芝、VAIOなどを候補として見ていたが、いずれも必須条件に満たない。特にグラフィック周りが厳しい。
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