海外のプライベートバンクを利用した実例として、著者の名前を冠した “スギヤマスペシャル” が紹介されているが、これはレバレッジをかけて高利回りの生命保険に加入するというもの。当然、レバレッジをかけるためのコストがかかるわけだが、その部分をこちらもレバレッジをかけたハイイールド債で賄う。為替リスク、保険会社の信用リスク、ハイイールド債の価格変動リスク (金利リスク) など考えられる限りの様々なリスクを取り込んだ上でレバレッジをかけるというなかなか挑戦的な仕組みと感じる。
杉山智一, プライベートバンカー 驚異の資産運用砲
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