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Shelfit/エースラックの組み立て

この度、合計11台 (上置を別に数えると16台) のエースラックを組み立てたので、そのノウハウを書き残す。

  • 必要十分な組み立て説明書が付属しているので、その通りに従えば特別に困ることはないだろう
    • 説明書の最初に全体構造が示されているのが非常に良い
    • 部品には通し番号が入っているので、それを都度確認しながら進めれば間違えることはないだろう
  • 工具はドライバ一本でも十分ではあるが、ダボの打ち込み用にプラスチックハンマーがあったほうが良い
    • 天井突っ張りをする場合は13mmのスパナが必要となるが同梱されている
    • 背板固定用のボンドは必要十分な量が同梱されているが、不器用な人は予備を用意しておくと良い
      • 棚の大きさにより大小2種類のボンドが適当な数同梱される。多くの場合は余るようになっているが、高さ881のものは小型のボンドが一つ付属するだけでギリギリになる
  • 梱包用の段ボールを開いてその上で組み立てをするのが良い
    • 不安な人はその下に下敷きを確保しておくとなお良い
    • 十分な広さを確保しておくこと
  • 時間は1台あたり1時間程度を見込んでおくと良い
    • 上置きがある場合はさらに0.5-1時間程度
    • あまり組み立ての経験がない人は+1時間を見ておくこと
    • 慣れてくると0.5時間程度で十分に組み立てられる
    • 木工用ボンドで背板を固定することで強度を確保しているため、実際に設置するまでにはさらに乾燥時間が必要となる。これも考えて組み立ての予定を立てると良い
      • 最初 (袴の取り付け) と最後 (背板の固定) の工程でボンドを扱う。付属のボンドは封を切ったら使い切るタイプなので、組み立て途中の中断はできないと考えた方が良い
  • 1人でも組み立て可能だが、2人で組み立てたほうが楽
    • 高さにもよるが、1780以上の場合は右側板を取り付ける際に支えておかないと安定しない
    • 一人で組み立てる場合は右側板を支える台を用意しておくと良い。今回の600幅の棚の組み立てでは、丸椅子の上に段ボールを畳んで高さを調節したものを使用した
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ダンガンロンパ

2までプレイ。いずれもiOS版。

シナリオは良い、キャラも良い。だが、シナリオの性質上次々とキャラが亡くなっていくわけで、そんな中でキャラに感情移入するのは難しい。キャラとの親密度を上げるためには周回プレイが前提のようだが、一本道シナリオのゲームで周回プレイを強いられるのも苦痛だ (実際に周回プレイをしていないので、もしかしたらなにか追加要素があるのかもしれないが)。

アドベンチャーパートと裁判パートが交互に現れるが、アドベンチャーパートは調べられるところが非常に限られており、メッセージも必要最小限。遊び心が感じられない。

本筋とは無関係でキャラの設定との関連も感じられないアクション要素が散りばめられているのがなかなか厳しい。特にロジカルダイブは十字キーを前提としているように思え、スマホでの操作は苦しい。操作している最中に誤って左下のメニューボタンに触れてしまうこともしばしば。もちろんeasyモードはあるのだけれど、それを使うのも気に食わない。

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シェリー・シーサラー(著), 菊池誠(監修), 今西康子(訳), 「悪意の情報」を見破る方法

真っ当な情報リテラシ本。世にあふれる科学のふりをしたでたらめを類型化して解説してくれる。端々から著者 (と解説の菊池誠先生) の義憤が感じられる良書。

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ニック・エンフィールド(著), 夏目大(訳), 会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか

主流の言語学は書き言葉を研究対象としているが、本書で扱う相互作用言語学は話し言葉による “会話” に注目している。

会話には書き言葉とは異なるルールがある。例えば、質問には応答しなくてはいけない、応答をしない場合は質問者は相手を非難する権利を得る、これから話す内容を予告した話者を遮ることは許されない、予告された側は続きを促す信号 (相槌) を送らなくてはいけない、一度に話すのは一人、などのルールは様々な言語の会話に共通して見られる。

また、これらのルールに時間が深く関わっているという研究成果が興味深い。一度に話すのは一人、というルールから話者交替が生じるが、それに要する時間はわずか200ミリ秒に過ぎない。この数値が、一般にIP電話 (VoIP) で許容される遅延時間の上限と概ね整合しているのは興味深い。

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