小塩隆士, 教育を経済学で考える

実データに基づいた検証よりも、理論が中心な本です。興味深いところだけ下に抜き書きしておきます。この辺のお話に興味があれば買いです。

  • 教育は投資と消費の両方の性質を持っている。
  • 教育はお金を出す人 (多くは親) と、サービスを受ける人 (多くは子) が異なる場合が多いという点が他のサービスと異なる
  • 教育投資がなされるのは不確実性が高いため
  • 教育はコール・オプションの購入と近い性質がある
  • 教育は本質的に格差を拡大する効果がある

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