西牟田靖, 本で床は抜けるのか

最初は “本で床は抜けるのか” という素朴な疑問から出発したドキュメンタリが、いつの間にか蔵書を巡る長い旅へ。特に結論や増え続ける蔵書への決定打が出るわけではないが、蔵書の扱いに困っている人間ならば共感を持って読めるのは間違いない。

終盤は本論から外れた著者の家庭の事情が強く出る構成で、好みが分かれるところかもしれない。

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