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日本プロ麻雀連盟, イメージする麻雀観

出されるお題に連盟のプロ5名が個別に回答するスタイル。単純な何切るよりはもう少し広い麻雀観を問うような出題が多いのは良い。残念なのは回答者がオカルト派ばかりの点。連盟でそれなりに名前が売れているプロの中から選択するという縛りがあるので仕方がないのだろうが、何とか一人くらいはデジタル派を入れられなかったものかと思う。オカルト派の話も1人や2人ならば笑って読めるが、さすがに5人も続くとキツい。
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倉部史記, 文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」

タイトルはやや営業用で、実際には大学の生き残りのための方策などに重点が置かれている。著者は大学職員や予備校の総合研究所を経験してきたこともあり、大学側と受験生側の両方の視点を備えているのが良い。大学側の視点では、入試と入学後の教育が連携していない大学が凋落すると説く。悪い評判も多いAO入試も、入学後の教育方針に沿った学生を集めるための手段として活用するのならば効果的となるだろう。受験生視点では高校生がどのように進路選択するべきかが語られる。単純な偏差値と学部名だけで選択するの...
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小関順二(監修), プロ野球スカウティングレポート2013

フォーマットは昨年度版から大きな変更はなし。打者の球場別成績が消えたのと、ピッチングフォーム・バッティングフォームの寸評が加わった程度。データ提供も昨年度と同様にデータスタジアム。そのお陰で、BISの契約に伴うドタバタの影響とは無縁。選手の顔写真も無くなったまま。一部球団との関係は改善していないらしい。
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マリーンズ vs. ジャイアンツ @ QVCマリンフィールド

今期初観戦。やはり今季一番の不安材料は内野陣。特に二遊間。根元は相変わらずグラブさばきは軽快なものの送球が不安一方で大松の一塁守備は心なしか良くなった気がする。捕球に不安はなく、股割りを見せる場面も外野陣では、神戸の守備はやや不安。伊志嶺は決して下手ではないが、岡田と比べるとさすがに落ちるかここまでの起用を見ていると、里崎に続く捕手は江村か金澤か。田中雅はあまり伊東監督の好みに合わないかも知れない。江村はキャッチングにやや不安があり、捕逸も見られた。肩自体は悪くないと思うが、...
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岡田友輔, 鳥越規央, Student, 三宅博人, 道作, 蛭川皓平, 森嶋俊行, 高多薪吾, プロ野球を統計学と客観分析で考える セイバーメトリクス・リポート 1

大きく二部構成のセイバーメトリクス本。前半は岡田友輔による12球団の2012年度シーズンの戦力分析 (完全に読む次期を逸してしまった) 。特典価値を重視した分析が特徴的。また、選手の年齢分布から数年後のチーム作りを見据えた補強戦略などを分析しているのも面白い。後半は雑多なセイバーメトリクス関連レポート集。高多薪吾による "日本シリーズ投手酷使史" はセイバーメトリクスかというとやや疑問な記事ではあるが、読み物としては文句なしに面白い。蛭川皓平の "年齢の変化と成績の関係" は...
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伊藤計劃, 虐殺器官

伊藤計劃の処女作。やや内向的で繊細な主人公による一人称視点や世界観など、どことなくSFというよりもゲームっぽさを感じさせる。本格ハードSFを期待していると裏切られるかもしれないが、エンターテイメントとしては一級品。翻訳調の文体も好み。
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坂詰真二, やってはいけない筋トレ

比較的まともな筋トレ本。本格的なビルダー向けではなく、あくまでも細マッチョを目指す人が対象。内容は基礎的だが、初心者の勘違いしやすいポイントをよく押さえている。
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石井健一郎, 「情報」を学び直す

シャノンの情報理論の入門書。教科書と言うほど固くはなく、手軽に読める。情報工学を学んだ人にはあまり新しい情報は無いかもしれないが、百人一首 (競技かるた) の詠み札を例に挙げた解説は非常に分かり易く、一読の価値あり。
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野村旗守(編), 男女平等バカ 年間10兆円の血税をたれ流す、“男女共同参画” の怖い話

"男女共同参画はモテない女のヒガミである" と言い切る、フェミニズム批判本。良くも悪くも宝島らしい。批判側の意見しか載っていないため、話半分で。週刊誌的に読む分には面白い。
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瀬川陣市, 新・デジカメ写真術 ベストショットが撮れる47のシーン別アイディア集

写真撮影のtips集だが、一般人がよく写真を撮るシーン別にまとめてあるので使いやすい。デジタル一眼レフを買うほどの写真マニアではないが、手元のコンパクトデジカメだけでもうワンランク上の写真をとりたい、というあたりが主な対象読者か。体系的な知識を学べる本ではないが、手軽に脱・素人を目指す向きには悪くない。