comic

山戸大輔 (著), 白正男 (著), テコンダー朴 (3)

book

KAPPA, 超・株式投資

東大卒医師が教える科学的「株」投資術の続編。まずは長期投資でリスクが減るという説の検証。リスク (ボラティリティ) の絶対額は投資期間長期になればなるほど広がるという考えてみれば当たり前の話。 期待リターンが同じであっても 標準偏差が大きいほど損する投資家が増えることが示され、投資対象の標準偏差が非常に重要であることがよく分かる。やはり長期投資の優位性はリスク低減よりも売買コストの削減や課税繰延効果などにあると考えるべきだと思う。いくつかのアノマリーについても検証されており、...
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HARIO 水出しコーヒーポット ミニ

夏場のアイスコーヒーがぶ飲み用に購入。夜に豆を挽いて水と一緒に入れてマドラーでくるりとひと混ぜ。あとは冷蔵庫で一晩寝かすだけで、朝にはちょっとした喫茶店並みのアイスコーヒーが楽しめる。コーヒー豆は通販でキロ単位でまとめ買いをしたもので十分。ポリエステルのメッシュが使われているので、洗って何度も繰り返し使えるのがエコで良い。保守部品としてので安心。メッシュ部分の底が外れるので、抽出後のコーヒー豆を捨てやすい工夫も良い。底の締め方が甘いとマドラーでかき混ぜる際に外れてしまうことが...
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ジェームズ・R・フリン(著), 水田賢政(訳), なぜ人類のIQは上がり続けているのか? 人種、性別、老化と知能指数

人類の知能指数が過去100年にわたり上昇し続けているというフリン効果の原因について、フリン教授自らが解明に取り組んでいる。栄養状態の改善、衛生状態の改善、族外婚、現代社会の新しい思考習慣といった様々な可能性をひとつひとつ豊富なデータで検証していく。読み物としては少々退屈だが、知能とは何かを深く考える上で参考になる一冊。
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細川貂々, ツレがうつになりまして。

うつ病エッセイマンガのシリーズ3巻をまとめ読み。ボリュームは軽め。夫がうつになったマンガ家による実録。軽いタッチなので笑って見ていられるが、同居者も本人と同じくらいの苦労を強いられるのがよく分かる。
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田中圭一, うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

イタコ漫画家の田中圭一によるうつ病の告白。あの作風からはうつ病など想像もつかなかったが、誰でもかかりうるものなのだろう。今回はいつもの下品な作風はなりをひそめ、普通のエッセイマンガになっている。多数のうつ病経験者との対談を通じて収集したうつ病脱出法を活かし、自身のうつ病の客観視とうつヌケ法の整理につなげているのは見事。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (6)

思いの外長期連載になってきた。それでも他のパーティとの絡みも増えてダレさせないのはさすが。しかし、ややシリアス路線に寄ってきており、コミカルな場面が減っているのは気になる。
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田尻賢誉, 機動破壊 健大高崎 勝つための走塁・盗塁93の秘策

そもそも現代のセイバーメトリクスでは盗塁は高いリスクの割に見返りの少ない行為とされ、走塁全般が軽視されている。そんな走塁にスポットを当てた戦術書。健大高崎の葛原コーチらへの取材をベースにしていることもあり、技術よりは心理面が中心。教育者としての視点も強く感じる。自分のようにセイバーメトリクスの数字遊びに勤しんでいる人間には少々物足りないが、選手の教育に携わっている方には助けになるものと思う。
book

岩田昭男, キャッシュレスで得する! お金の新常識

キャッシュレス決済を活用してポイント還元などで得しようという情報本。Web上に散らばっている情報を追うのはなかなかしんどいので、一覧できるのはありがたい。ただしすぐに風化しそうな小ネタが中心なので、雑誌感覚でどうぞ。
game

Human Resource Machine

プログラミングパズルゲームのHuman Resource Machineをプレイ。 avatarにプログラムを与えて課題を解いていくステージクリア型のゲーム。用意されている命令はアセンブラ相当で、今どきのLightweight Languageでは味わえないプリミティブなプログラミング体験が楽しめる。基本的なアルゴリズムを知っていると、それを当てはめるだけの作業になってしまうステージがあるのは少々残念。またインタフェースも原始的で、少し入り組んだコードを書こうとすると、貧弱な...