book

石井希尚, この人と結婚していいの?

著者は牧師でありながら、カウンセリングも行っている方。その経験を活かした結婚アドバイス。多分に主観的な内容が続くが、一つのエッセイとしてみれば悪くない。
book

チャールズ・マレー(著), 橘明美(訳), 階級「断絶」社会アメリカ 新上流と新下流の出現

ここ50年間 (1960年~2010年) で米国に新たに生まれた新上流と新下流という階級。彼らが互いに交わらなくなっている様子やそれが引き起こす様々な問題を豊富なデータで裏付けていく。翻訳の質が高いのも嬉しい。
product

eRECオリジナル iPhone5/5s用バッテリーケース

iPhone 5Sと同時に購入したPowerSkinが1年半でお亡くなりになったので後継として購入。さすがにiPhone 5/5sが製品ライフサイクル末期に入ってきたこともあり、値段もこなれてきている。上部が外れて二つに割れるタイプのハードケース。工作精度はやや甘いか表面の仕上げはそれほど悪くも安っぽくもないが、やや滑りやすく感じるケース外部の端子はLightningコネクタ。充電専用ではなく通信も可能。認証のエラーもなし。コネクタ周りはフラットで、ケーブルと干渉することもな...
comic

押切蓮介, ピコピコ少年SUPER

無印、TURBOときて、今作はSUPER。ゲームのネタが減ってきているのがやや残念ではあるが、バカ青春マンガとしては申し分ない。
book

加藤則芳, ロングトレイルという冒険 「歩く旅」こそぼくの人生

日本の登山で主流のピークハントではなく、長距離縦走を主目的とするロングトレイルの提唱。トレイルランニングやウルトラライトハイキングとはまた異なり、速度や軽装を主目的とせず、自然との触れ合いを重視するスタイル。本書の柱となっているのが米国のアパラチアン・トレイル縦走の半年間を綴った手記。単なる体験記に止まらず、その背景文化まで掘り下げているのが素晴らしい。所々親米が過ぎる様に感じるが、この体験が大きく影響しているのだろう。
book

ロバート・キヨサキ(著), シャロン・レクター(著), 白根美保子(訳), 金持ち父さん貧乏父さん

少し前のベストセラー本。読みやすさはさすがにベストセラーになるだけのことはあるが、フィクションをノンフィクションの様に書く姿勢には疑問を感じる。マネー本として見るとあまり新しい発見はなく精神論寄りだが、自己啓発本としては確かに人気が出そうな内容。不動産投資に偏りすぎているのと、リスク管理にほとんど触れていない点には注意が必要。
movie

ミルカ

角川シネマ新宿にてミルカ。400mの元世界記録保持者 (異説あり) 、ミルカ・シンをテーマにした作品。主演のファルハーン・アクタルが肉体美をこれでもかと魅せつけてくれる陸上競技やトレーニングのシーンは見事。インド映画にしては控え目のダンスも上々。作品全体を貫く軸もう一つのとなっているインドとパキスタンの関係はやはり外国人には理解しがたいものがある。理屈としては理解できるのだが、感情までを完全に理解するのはやはり難しい。
book

福井遥子, お客さまの “生の声” を聞くインタビュー調査のすすめ方

著者はユニ・チャームでマーケティングを担当していた方。内容はやや初歩的ではあるが要点をきちんと押さえており、これからインタビュー調査を始めようという人にはおすすめできる。
book

宝島社編集部(編), コワ~い不動産の話

真偽不明ながら引きの強いネタばかりを集めた、まさに宝島らしい一冊。話半分に読むべきだとは思うが、不動産取引の前に今一度慎重になるために読むのには良いだろう。
book

岡田好弘(作), 神谷圭介(絵/文), あたらしいみかんのむきかた

タイトルそのままの本だが、実におバカで良い (褒め言葉) 。もはやみかんを剥くというレベルを超え、芸術の域にまで昇華している。