fukumoto

book

スティーヴン・ヤング(著), 薄井ゆうじ(訳), 本の虫 その生態と病理 絶滅から守るために

本の虫 (bookworm) は実在した! として、一冊丸々仕上げてしまったユーモア本。本の虫に寄生された場合の症状には思い当たるところが多い :-)文中にちりばめられた小ネタの数々にもニヤリとさせられる。イザヤ・ベンダサン方式も効果的。
diary

高校と大学の違い

大学内のホワイトボードで発見。詠み人知らず。このあたりはどの国でも似たようなものか。
hack

カリフォルニア州の運転免許取得

普段の生活は自転車で乗り切れないこともないが、自動車大国アメリカでは免許がないと色々と不利益があるので仕方なく取ってみた。公共交通機関が発達しておらず自動車以外に選択肢がない場所が多いのに加えて、飲酒の制限が厳しい米国でパスポートを持ち歩かずに年齢が証明できるIDが欲しいというのもある。以下は取得の際のメモ書きだが、時々システムが変わる様なので利用は自己責任で。なお、筆記試験はRedwood City DMVで、実技試験はRedwood City DMVとSan Mateo ...
diary

Woodside 10km, 17km, 35km & 50km

トレイルのレースを探していたら、ご近所のWoodside 10km, 17km, 35km & 50kmを見つけてしまったので参加してみた。場所は近所のHuddart Park。50kmのコースだけWunderlich County Parkにも入る参加者数が比較的少ないローカル大会。全部で400名強で、50kmに至ってはわずか62名申し込みは直前の2日前まで可能。当日申し込みも可能だが、追加料金が取られる。私は天気予報とにらめっこしながら、2日前のギリギリに申し込んだ距離は...
product

Zipcarを契約してみた

日本では普通に車を持たない生活をしていた。金銭的にはどう計算しても車の所有コストの元が取れないし、車の運転をするくらいなら電車に乗って本のひとつでも読みたいし、やむを得ず車で移動する場合も事故リスクはタクシー会社にでも押しつけたい。しかし、米国はさすがに公共交通機関だけで生活するのは不便と感じるときがある。日々の通勤通学だけならば自転車で用が足りるし、休日ののトレイルも10マイルかそこらならば自転車でアクセスできるが、それを超える距離の移動はさすがに車が必要になるので、渋々な...
book

Dennis E. Shasha(著), 吉平健治(訳), プログラマのための論理パズル 難題を突破する論理思考トレーニング

問題はオリジナリティの高いものが多く、総じて質は悪くない。ただし、最適値や最小値を求める系列の問題では、本当にそれが最適解であるかの証明が甘い部分が多く、訳者やレビューアにさらに最適な解を指摘されている箇所も目立つのが少し格好悪い。これは、著者がどちらかといえばヒューリスティックな問題や解法を好んでいるせいもある。
book

岡本一南, 村上レシピ

村上春樹の小説に登場する食事を再現してみようという企画本。当然、小説中で触れられていない細かい部分はかなり想像で補っているのは仕方ないところ。ハルキストならどうぞ。
book

平塚晶人, 入門講座 2万5000分の1 地図の読み方

恥ずかしながら告白すると、普段トレイルランニングのトレーニングで山に入る際は、登山地図やGPSは持っていくものの2万5000分の1地図は持っていなかった。しかしそれでは、著者の指摘する通り、分岐という点と登山道という線を追うだけになりがちで、山を立体的に捉えることができない。もちろん、トラブル時の対処にも大きく差が出てくる。耳が痛い。本書は、2万5000分の1地図の読み方を基礎から教えてくれる。本文を読みつつ、100枚近い地図を含む別冊地図帳をめくり、尾根や沢をなぞり、コース...
book

日下三蔵(編), 大森望(編), 超弦領域 年刊日本SF傑作選

虚構機関に続く、年度別アンソロジーの2008年度版。今回も打率が高い。中でも伊藤計劃の "From the Nothing, With Love" はまさに王道SFで私の好み。序文で氏の訃報を知ったが、残念でならない。津原泰水の "土の枕" や最相葉月の "幻の絵の先生" など、SFと言って良いのか分からない作品も多いが、その質は間違いない。また、Boichiのマンガは掘り出し物。今まで完全に見逃していた。
diary

Huddart Park

新コース開拓に出かけてみた。自宅から10マイル強のところにある自然公園、Huddart Park。以前トレーニングに訪れたWunderlich County Parkのご近所。Wunderlich County Park前のWoodside Rd.を通り過ぎて、そのままKings Mountain Rd.に入ればすぐ。地図をみての通りWunderlich County Parkと同じように網の目状になっている。大回りでまわるとWunderlich County Parkと同じ...