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細川貂々, ツレがうつになりまして。

うつ病エッセイマンガのシリーズ3巻をまとめ読み。ボリュームは軽め。 夫がうつになったマンガ家による実録。軽いタッチなので笑って見ていられるが、同居者も本人と同じくらいの苦労を強いられるのがよく分かる。
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田中圭一, うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

イタコ漫画家の田中圭一によるうつ病の告白。あの作風からはうつ病など想像もつかなかったが、誰でもかかりうるものなのだろう。 今回はいつもの下品な作風はなりをひそめ、普通のエッセイマンガになっている。多数のうつ病経験者との対談を通じて収集したうつ病脱出法を活かし、自身のうつ病の客観視とうつヌケ法の整理につなげているのは見事。
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九井諒子, ダンジョン飯 (6)

思いの外長期連載になってきた。それでも他のパーティとの絡みも増えてダレさせないのはさすが。しかし、ややシリアス路線に寄ってきており、コミカルな場面が減っているのは気になる。
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小林銅蟲, 寿司 虚空編

一言でいうと奇書・珍書の類なのだが、これがベラボウに面白い。 ふぃっしゅ数に代表される巨大数というマニアックなテーマを素人置いてけぼりなハイペースで駆け抜ける。なぜこれをマンガにしようと思ったのか、なぜ寿司なのか、疑問は尽きないが、数学が大好物ならば絶対に読んで損なし。
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いしいさや, よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

エホバの証人の二世による自伝マンガ。 マンガとしては荒削りだが、それだけに生々しい二世の苦悩が伝わってくる。
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高田かや, さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで

カルト村で生まれました。の続編。 前作同様に部外者から見るとかなり壮絶な内容。中等部・高等部 (村外の中学生・高校生に相当する年齢) となり、だんだんとヤマギシの特殊性に気づきながらその後の進路を考えていく成長物語は頼もしくもあるのだが、村を出てからの世間知らずな行動は危ういところが多くハラハラしてしまう。
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押切蓮介, ハイスコアガール (8)

ついに山場の女の闘い。この本当にいいシーンで、マニアックな格ゲーの攻防を手を抜かずに打ち込んでくるのはこのマンガの真骨頂と言えると思う。
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こげどんぼ, ヨメさんは萌え漫画家

よくある結婚コミックエッセイ。漫画家と自衛官という特殊な組み合わせから来るネタは面白い。自衛隊員の生活が垣間見えるのも楽しい。
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佐藤雅彦(原作), 菅俊一(原作), 高橋秀明(画), 行動経済学まんが ヘンテコノミクス

流行の経済学をまんが形式で。 ヘタウマ系のユルめの印象だが、内容はまとも。行動経済学を体系立てて学べるような本ではないが、人に話したくなるような小ネタを探している向きにはおすすめできる。
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服部昇大, 日ポン語ラップの美ー子ちゃん

日ペンの美子ちゃんのパロディとラップ解説という不思議な組み合わせながらこれが面白い。コアなファンにはいろいろとツッコミどころはあるのだろうけれど、作者の愛は伝わってくる。おすすめ。