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高田かや, カルト村で生まれました。

ヤマギシズム学園出身の女性の体験談。コミックエッセイ風の軽いタッチで描かれているが、内容はかなり壮絶。著者が (少なくとも作中では) 前向きであることは救いだが、適応できなかった二世のことを思うといたたまれなくなる。
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能田達規, マネーフットボール (1) (2) (3) (4) (5)

既刊の5巻までまとめ読み。種本はサッカー データ革命。数字重視のフットボールをうまくマンガに落とし込んでいる。それだけにとどまらず、あまりマンガの題材として使われないJ2やレンタル移籍といった要素を巧みに織り込んでいる点も見事。
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やまだ浩一(画), 木村公一(作), 隠し球ガンさん プロ野球スカウト物語 (3) (4)

前巻を読んでから少し間が空いてしまったが、最後までまとめ読み。対選手だけではなく経営陣とのやり取りを描いたり米国事情を扱ったりと様々に話を広げてきたが、最後はやや尻切れ気味の終了。まだまだ回収していない伏線も多数あっただけに残念。
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梶原一騎(原作), 原田久仁信(漫画), 高森敦子(監修), プロレススーパースター列伝 (1) (2) (3) (4) (5)

Kindleのセールでうっかり全巻まとめ買い。当時隆盛を極めていたプロレスの良い意味でのケレン味をたっぷりと味あわせてくれる。内容は文句なしだが、5巻のタイガーマスク編の途中で終了となるところだけが大いに不満。きちんとした完全版として出版して欲しいし、それが無理ならせめて抜粋であることを明記して売って欲しい。
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岡田壱花(作), 富田安紀子(画), 日之丸街宣女子

画はどことなく安永航一郎風味と思って調べてみたら、ファンロード出身者であったか。マンガとして面白いかと言われると少々疑問ではあるが、啓蒙書としては比較的良いつくり。
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岡本健太郎, 山賊ダイアリー (4)

いつも通りの猟師の日常。今回の大ネタはイノシシ狩り。狩りから解体、調理までのフルコース。変化球でジネンジョ掘りやサビキ釣りなども。
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鈴木小波, ホクサイと飯さえあれば (3)

ホクサイと飯に繋がるマンガ家への道がようやく見えてきた。ラブコメ要素ももどかしげで良い。
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五十嵐大介, リトル・フォレスト (1) (2)

東北の小さな集落での生活。食の比重が高め。丁寧な暮らしを丁寧に描いた作品で、何度でも読み直したくなるクオリティ。おすすめ。
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西原理恵子, 上京ものがたり

西原理恵子の初期作品。時期的には営業ものがたりの少し前にあたる。上京後の心境の変化を僅かなセリフで表現する技術はやはり別格と感じる。
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まずりん, 独身OLのすべて (4)

相変わらず描き下ろしは少なめではあるが、お布施として購入。今回は表紙がまさかのマユ子さん。初期は目立たない脇役だったが、この頃は腐キャラが確立して一本立ちしてきた。