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九井諒子, ダンジョン飯 (1) (2)

1990年代の国産TRPGテイストが漂うマンガ作品。一発ネタかと思いきや、料理のディティールを描き切ることでリアリティを生み出し、連載に耐える仕上がりになっている。あの時代のTRPGファンには間違いなくおすすめできる。
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オーサ・イェークストロム, 北欧女子オーサが見つけた日本の不思議

北欧女子が見つけた日本の不思議のブログが書籍化。完璧な日本のマンガスタイルに、日本のマンガ文化へのリスペクトを感じて嬉しくなる。内容はほのぼの日常エッセイで万人が楽しめる。
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アキリ, ストレッチ (3)

ストレッチもついに3巻目。そろそろ主役2人以外のキャラも登場して幅が出てきた。このまま長期連載化か。
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まついなつき, まさかわたしがPTA!?

PTA実体験マンガ。現場の実体験中心で、そもそものPTAの成り立ちや法的な位置づけについてはほとんど触れずじまい。それでも実態の一例としては興味深い。
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須賀原洋行, 実在ゲキウマ地酒日記 (2)

実在ゲキウマ地酒日記の続編にして完結編。前巻からの続きとして何気なく読んでいたところ、巻末の最終杯に不意をつかれる。この状況で表面上は淡々と連載を継続していた著者のメンタルには感服する。
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鈴木みそ, ナナのリテラシー (3)

シリーズ完結編。唐突な終わりに驚きつつあとがきを読むと打ち切りとのこと。みそ吉先生の出版社化など未回収のネタが残っているのは残念。今回の柱となっている表現問題への切り込みはさすが鈴木みそといったところ。娯楽作品として成立させながらも、問題から目をそらさずに論じている点が素晴らしい。
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鈴木小波, ホクサイと飯さえあれば (1)

ホクサイと飯を長期連載用に仕立て直し。時代を少しさかのぼり、山田ブンの大学生時代を描く。前作同様に丁寧なストーリーで、作る過程を重視している姿勢が実に良い。
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tugeneko, 彼とカレット。 (2)

彼とカレット。の続編。前巻に引き続きワンパターンなのだけれど、それだけに安心して気楽に読める。
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肉子, 100回お見合いしたヲタ女子の婚活記2

前作の落ち穂拾い。結婚後は客観視できるようになったせいか、前作にあったような自虐ネタは控え目で、純粋なルポマンガとして楽しめる。
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野広実由, ダンナが今日からラーメン屋 立志編

ダンナのラーメン修行をネタにしたエッセイコミック。肝心の調理の情報は少ないものの、有名店の内情を垣間見れるのは面白い。