comic

comic

篠原健太, 彼方のアストラ (1) (2) (3) (4) (5)

少年ジャンプ+で短期集中連載された作品。きちんと少年マンガをしながらSFやミステリの要素も見事に取り込んでおり、大人でも存分に楽しめる。今どきのマンガながら無駄な引き伸ばしもなく完璧なまとめ方。謎が解けた後に再読すると、そこかしこにヒントが散りばめられていることに気付き、作者の構成力の高さがよく分かる。
comic

鈴木小波, 魔女の箱庭と魔女の蟲籠 鈴木小波短編集

ホクサイと飯が良かったのでこちらも。作風は大きく異なり、ややわかりにくいお話や不条理なお話も多く、実験的な短編と感じるものもある。
comic

寺門ジモン(原作), 刃森尊(漫画), ネイチャージモン (1)

テレビの中ではダチョウ倶楽部の目立たない人として認識されている寺門ジモンだが、一歩踏み込んでみるとこれが面白い。どのジャンルにしろ極めるまでのめり込んだ人間の話は興味深いものだが、クワガタと焼き肉に異常なまでの執念を燃やす人間の話が面白くないわけがない
comic

伊瀬勝良(原作), 横田卓馬(漫画), すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (5)

グランプリ京都99を舞台に、かなりラブコメ路線に振ってきた。 今回のプロモカードは当時はまだ現役だった暗黒の儀式/Dark Ritual。新枠なのが少々惜しい。
comic

小川かりん, もっと! 夜行バスで出かけましょう

夜行バスレポートマンガ。ポップな絵柄で今どきの夜行バス事情を教えてくれる。欲を言えばもう少しボリュームが欲しいところ。
comic

泉昌之, 食の軍師 (7)

今巻のテーマは朝食。ホテルの朝食バイキングなど既視感があったり、オチも力石頼みだったりするが、それも含めてマンネリが気持ち良い。
comic

Q.B.B., 久住昌之(作), 久住卓也(画), 古本屋台

古本屋台というどう考えてもありえない設定ながら、そのぬくもりがリアルに感じられる不思議な作品。泉晴紀とはまた違った味のある絵も良い。
comic

panpanya, 蟹に誘われて

昨日見た夢をそのままマンガにしたような素敵な短編集。エッセイマンガのような人物画とところどころ妙に細部まで書き込まれた背景とのバランスも新鮮。
comic

服部昇大, 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (4)

スピネルの連載で読んでいるが、お布施として買う。描き下ろしは1本のみだが、これがまた渋いチョイスの "恋空"。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (9)

今巻はカブルーとミスルンを深堀り。だいぶ話が入り組んできており、定期的に読み返さないと厳しくなってきた。