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まつもとゆきひろ, まつもとゆきひろ コードの世界 スーパー・プログラマになる14の思考法

まつもとさんらしく話題の中心はRubyなのだけれど、もう少しメタな概念もきちんと説明されているので、他の環境で生活している人にも十分に得るものがあると思う。雑誌連載のものをまとめた本でもあり、各章が短めで独立しているので、合間に少しずつ読めたのも嬉しいところ。
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杉岡幸徳, 世界奇食大全

大層な題名だが、内容はあまり学術的ではなく気軽に読める読み物。昆虫食や土食などと名古屋マウンテンのいちごクリームスパが同列に語られるというのはある意味凄い。
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一条真也, ユダヤ教VSキリスト教VSイスラム教 「宗教衝突」の深層

同じ啓典宗教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の比較本。からの引用が少し多めか。歴史や教義のあたりは説明も分かりやすく素人にもすらすら読めるが、最後の神秘主義に関する解説はさすがにちょっと説明不足に感じる。このあたりは元々かなり詳しい人間でないと何を言っているかがまったくわからないのではないだろうか。
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内藤忍, 初心者は株を買うな!

普通のインデックス長期投資推奨本であまり新しい内容はないが、これから投資をはじめようという人にはいいかもしれない。
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竹内薫, バカヤロー経済学

経済というものが、いかに各者のインセンティブによって動くものかがよく分かる。後半は経済というよりもほとんど政治の話だが、これもインセンティブを軸に説明されておりわかりやすい。
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村石利夫, 麻雀101話 東南西北もの知り事典

日本麻雀道連盟会長である村石氏による麻雀雑学本。昭和51年発行とそれほど古い本ではないが、発行部数が少なく入手困難なので古書としての入手となった。この手の雑学書としても類をみない幅広い話題を扱っている。麻雀の歴史やルール・用語はもちろん、雀荘営業、種々のローカルルール、麻雀用具、麻雀古書、麻雀小唄 (!) などなど、麻雀研究をするならば押さえておくべき一冊だろう。
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縣秀彦, 天文学者はロマンティストか? 知られざるその仕事と素顔

国立天文台普及室長である著者が、現在の天文学者の生態を語った本。自分の専門分野と全く異なる分野の研究者の生態は興味深く、刺激になる。また、天文学の簡単な歴史と興味の移り変わりもコンパクトにまとめられているのでこの分野の素人にも安心。
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橘玲, 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

橘氏の新刊は、サラリーマン法人 (本書ではマイクロ法人と呼んでいる) がテーマ。法人という不思議な仕組みを利用することで税コストを抑えようという趣旨で、類書で既に述べられていることが多い。ただ、橘氏らしい文章は健在なのでファンなら買いだろう。
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小島克典, プロ野球2.0

小島克典氏が立命館大学経営学部で行ったスポーツビジネスの講義をまとめたもの。レッドソックスCEO ラリー・ルキーノ、スポーツエージェント 団野村、スポーツ弁護士 水戸重之、スポーツ記者、球団のマーケティング担当者、球団経営者など、プロスポーツ、特にプロ野球に携わる第一線の人達を招いてのインタビューは実に実戦的な内容。中でもプロ野球界の構造的な問題を抉ってくれるスポーツ弁護士 水戸重之のインタビューが面白い。世界の様々なプロスポーツリーグの成り立ちや金銭の流れと見比べると、現在...
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泉昌之, 天食

泉昌之名義での13年ぶりの短編集。一番の大当たりは63衛門 (ムッツリえもん) の喰い改め候シリーズ。現代に生きる武士が飯を食うというだけのお話なのだが、まさに泉昌之といったノリが素敵。また、いつも通りの本郷さんの短編もあり安心させてくれる。泉昌之ファンならば間違いなく買い。おすすめ。