book 高橋洋一, さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別 高橋洋一が小泉・竹中改革に携わっていた頃の話が中心。まさに "抵抗勢力" との対立真っ盛りの時期を描いているので、官僚システムの負の部分がよく分かる。当時の大きな動きの原因と結果を直接的に繋げて見せてくれるので非常に読みやすいのだが、それが逆に他の多くの要素を切り捨ててしまっていないかが気になる部分がある。あくまで高橋洋一個人の視点からの回顧であることには注意が必要。 2010-11-08 book
book 中野京子, 危険な世界史 怖い絵の著者による世界史の小ネタ集。世界史と言いつつほぼ全てが19世紀頃の西洋史だったり、怖い絵シリーズの内容と被るネタが多かったりするのはご愛敬。 2010-11-06 book
book Jane Huber, 60 Hikes Within 60 Miles: San Francisco 2nd edition San Francisco周辺のハイキングコースの紹介本。トレイルランナー用というわけではなく、あくまでも気軽にハイキングを楽しむ人が対象なので、60コースのうち半分が6マイル以下の短いコースで標高差も小さい。とはいえ、他の登山道に繋がっているコースも多いので、とっかかりの一冊としては悪くない。各コースの紹介に比高図があるのは嬉しい。ただし、地図は大まかなものだけなので、別にきちんとした登山地図を買い求めた方が安心だろう。 2010-11-05 book
book 種村季弘, 食物漫遊記 種村先生の食エッセイ集。少しトボケた文章と、その恐るべき博識を生かして次から次へと畳みかける展開に一気に読み切ってしまった。決して何かの役に立つような本ではないけれど、読み物としては文句なし。 2010-11-04 book
book 中沢新一, 古代から来た未来人 折口信夫 折口信夫全集を読む根性のない私にとっては嬉しい入門書。よく聞く折口信夫のキーワードである "まれびと" 、"ムスビ" などの概念がきちんと押さえられていて、この道の素人にもわかりやすい。 2010-11-02 book
product EXOGEAR iPhone 4の大きな不満であるバッテリーを何とかするため、外部バッテリー付きのケースを買ってみた。一回り大きくなるとはいえ、泊まりで出かけない限りバッテリー残量を気にしなくて良くなるのは重要スペック上は1500mAhとなっているので、本体の内蔵バッテリーの1420mAhがざっくり倍になるただし、EXOGEARの存在を全く気にかけずに内蔵バッテリーと同様に扱えるわけではない。iPhoneからはあくまでも外部バッテリーに見える。とはいえ、本体側が満充電の場合は自動的に電源を切... 2010-11-01 product
product iPhone 4の使い勝手 iPhone 4を使い始めてから1ヶ月少々が経ってようやく使い方がわかってきたので使い勝手関係を中心にメモ。もう既に多くの人が書いていることとカブると思うが気にしない。まずは良いところ。とにかく地図が便利すぎる。どこにいても徒歩も含めて目的地への経路が検索できるというのがこれほど便利だとは思わなかった。また、大学内のシャトルの時刻表などもきちんと拾ってくれるあたりは芸が細かいこれはiPphoneが偉いというよりはGoogleが偉いだけの様な気もするGmailなど、imap4系... 2010-11-01 product
book 黒瀬佐紀子(料理制作・スタイリング), 缶つま うまカンタン! 缶詰で作る酒のおつまみ 缶詰を利用したレシピ本。もちろん、そのまま食べられるという缶詰の最大の利点を損なわない簡単調理のものばかり。開けた缶詰に具材を追加してそのまま火にかける、など目から鱗の調理法も。 2010-10-28 book
book 視覚デザイン研究所(編), 7日間でマスターする配色基礎講座 (Design beginner series) 昨年、職場の関係で配色の研修を受けた際に買った本。読もう読もうと思いつつ、積まれたままとなっていた。読む前にある程度基礎的な色相環図などを頭に入れておく方が望ましい。それらの基礎を押さえた上で実践的な配色を学ぶには申し分ない。教科書的な理論の説明よりも、実例を見せることに重点を置いているのでわかりやすい。 2010-10-27 book
book 清水浩, 脱「ひとり勝ち」文明論 電気自動車Elicaの開発者による本だが、技術よりももう少しメタなお話。あまりに良いことばかりが書いてあるのでつい疑ってみたくなるが、納得させられる部分も多い。脱「ひとり勝ち」の考え方は、本書中でも触れられている通り、のストーリーに通じるものがある。 2010-10-25 book