book 佐々木正悟, 堀 E. 正岳, 楽しく、ラクに、シンプルに! 英語ハックス あまり体系的にまとまった本ではないが、沢山のtipsが詰まった本なので、一つくらいは使えそうなネタが拾えるはず。 とりあえずsmart.fm (本書中ではiKnow!という名前で紹介されているが、2009年3月からサイト名が変更されている) あたりからはじめてみよう。 2009-05-28 book
book 海老原嗣生, 雇用の常識「本当に見えるウソ」 よく世間で語られる雇用に関する俗説を見事に打ち砕いてくれる本。 終身雇用の崩壊、正社員の減少と派遣社員への置き換えといった巷で良く語られる論説がいかに怪しいものかがよくわかる。統計のインチキの見抜き方を学びたい向きにもおすすめできる。 2009-05-26 book
book 別冊宝島編集部(編), 食品のカラクリ 別冊宝島編集部(編) となっているが、奥付を見ると実質的な著者は郡司和夫だった。 見事なトンデモっぷりで、実在するのかも不明な加工食品メーカの社員の談話や全く裏をとっていない思い込みだけをもとにこれだけ叩けるというのはある意味感心する。 2009-05-24 book
book 川島博之, 「食糧危機」をあおってはいけない 巷で良く騒がれる食糧危機説の実体を一つ一つ解きほぐしてくれる。「BRICsが世界の穀物を食らいつくす」、「買い負けで魚が手に入らなくなる」、「食料生産は限界に達している」などなど、よく語られる内容のほとんどが、過去にも定期的にブームとなっている (そして予測が大外れしている) 各種の食料危機説と同様に根拠のない煽りだということがよくわかる。 また、食料危機説に反論するだけでなく、それらが生まれる背景についても触れているのが面白い。特に、なぜ日本でだけ食糧危機が叫ばれるのかにつ... 2009-05-21 book
book 打田鍈一, 埼玉県の山 先日の道志村トレイルレース途中リタイヤの悔しさを忘れないうちに本格的な山岳練習をはじめようと購入。 探してみると、今まであまり視野に入れていなかった秩父方面もトレイルランの練習ができそうな場所がありそう。 2009-05-20 book
book 小関智弘, 町工場巡礼の旅 鉄を削るに続いて、小関さんの本をもう一冊。 今回は旋盤の世界にとどまらず、大田区の様々な町工場を巡り、職人達の声を拾っている。自分も分野は大きく違えど技術屋の端くれであるので、その思想に共感できる部分は多い。 2009-05-18 book
book ASIOS (超常現象の懐疑的調査のための会), 謎解き 超常現象 著者のASIOSは、超常現象の謎解きの主催者である本城達也氏を中心に結成された懐疑派の超常現象調査会。メンバーには、山本弘会長をはじめとすると学会のメンバーも何人か。 有名な超常現象について、伝説と真相を併記する、ちょうどトンデモ超常現象99の真相に近いスタイル。取り上げられている事例は、比較的タイムリーなものが多いのも嬉しい。中には、ゲイル・セントジョーンやジョー・マクモニーグルといった今時の人も。 2009-05-15 book
comic こうの史代, この世界の片隅に (上, 中, 下) 太平洋戦争期の広島・呉を舞台にした一人の女性の物語。 この時期のこの場所を描く以上、どうしても鬱展開を避けられないわけだが、そんな中にも生活の温かさが感じられるのはさすがこうのさん。 2009-05-10 comic
book 小関智弘, 鉄を削る 町工場の技術 51年間に渡り、町工場の旋盤工を勤めてきた著者によって語られる、現場の職人魂。 技術をただの定型作業として捉えるのではなくその本質をきちんと理解していることで、持ち込まれる無理難題を解決していったエピソードには素直に拍手を送りたくなる。 また、従来の旋盤からNC旋盤への移り変わりによりブラックボックス化が進み、技術の伝達が失われていく様子が印象的。これは切削の世界に限らず、工学の多くの世界で同様のことが起きているように感じる。 2009-05-08 book
book 杉浦末郎, 麻雀入門第一歩 久しぶりに麻雀古書を購入。杉浦末郎による。残念ながら初版ではなく、昭和29年 (1954年) の再販版。 初心者向けの二十二麻雀の入門書であり、ルール説明自体にはさほど目新しい部分はない。むしろ面白いのは冒頭の "一. 麻雀の起源" と "二. 日本に於ける發達の歴史" の二章。 "一. 麻雀の起源" の方は、葉子戯、馬吊、同棋などから麻雀が成立するまでの流れを紹介したもの。"麻雀の起源に就いても、歴とした文献がないのだから種々の書物に少し宛載っている文章を見つけては推定して... 2009-05-06 book