review

product

思う壺

以前購入したレンジで作るスパゲッティに続き、レンジで作る温野菜を購入してみた。正確には購入させられた。便利すぎる。
book

谷岡一郎, こうすれば犯罪は防げる 環境犯罪学入門

ギャンブル関連の書籍でも有名な谷岡一郎先生による環境犯罪学の入門書です。環境犯罪学 (Environmental Criminology) とは、環境を改善することで犯罪の発生を未然に防ぐ学問です。ここで環境とは、町並みや、店のレイアウト、住宅の庭や塀の作りなどの広い範囲を指します。最近ニューヨークの治安回復で話題になったブロークンウィンドウ理論もその成果の一つです。本書はこれらの環境犯罪学の考え方が豊富な実例と共に示されており、興味深く読めます。また、環境犯罪学の理論や変遷...
movie

ぼくは怖くない

新宿のテアトルタイムズスクエアでぼくは怖くないを観ました。公開から2週間くらい経ってますが、340席の半分以上は埋まっていました。何といっても、麦畑と太陽のある風景が素晴らしい。心地よい音楽も相まって、これだけでも見る価値あり。また、そこに暮らす子供達の社会や関係の描き方も見事。肝心の解き部分についてはネタバレになるので書きませんが、最後までダレずにきちんと引っ張っていく力のある映画でした。お勧め。
book

麻将花■大全 (■は木偏に羊)

とか言っていたら、第一弾が届きました。11冊注文した内の2冊が先行して届いたのですが、1冊は麻将に関するコラム集のようなものらしく図版一切無しで、fukumotoの語学力で読めるものではなさそうなのでちょっと後回しにしておきます (このまま死蔵される可能性大) 。ここで紹介するのはもう1冊の "麻将花■大全" という麻将手役集です。大全という名前は伊達ではなく、760種類(!) の手役が紹介されています。さすがにそれだけの数になると水増しのようなものも含まれていますが (全帯...
product

レンジでつくるスパゲッティ

呉羽化学のレンジでつくるスパゲッティを買ってみた。近所の大型ドラッグストアで398円。要するに塩水と乾燥パスタを入れてレンジでチンするだけでパスタが茹でられるという容器だ。実は前に店頭で見かけたときから気になっていたのだが、webの評判を調べてみても上々なので購入。今日の夕食に早速使用してみたが、無事アルデンテに仕上がった。素晴らしい。fukumoto家はコンロが一口しかないのでパスタとソースを同時に調理することができず苦労していたが、これで解決。しかも大鍋を洗わずに済む。
movie

ドレスデン・ガラ・コンサート

ロベルト・アラーニャとアンジェラ・ゲオルギューののDVDを観た。素晴らしい! 二人の歌唱力は言うまでもなく、感情表現も豊かで、アリアを聴いているというよりは各曲ごとにオペラの一場面を見ているかのよう。特にお勧めは "蝶々夫人 - 可愛がって下さいね (Vogliatemi bene)" の愛の二重唱。ところで、このコンサートが行われたのはの撮影の1年半ほど前なのですが、それと比べるとアラーニャが別人のように痩せていてちょっとびっくり。ていうか、1年半でこんなにお太りになるのは...
movie

ラスト サムライ

今さらながら "ラスト サムライ" を観に行った。しかし、封切りから2ヶ月が経つのに未だ満席なのにちょっとびっくり。内容はツッコミどころは多々あるものの、エンターテイメントとしてみれば十分に楽しめる作品だった。この点はさすがハリウッド映画。と、ハリウッド映画を見た後って、いつもこんな気分になるんですが :-Pしかし、渡辺謙はいいですね。主役のトム・クルーズより遙かに存在感が感じられた。素晴らしい。
book

小室直樹, 大越俊夫, 人をつくる教育 国をつくる教育

小室先生と大越先生の共著となっていますが、実質的には小室先生が講義をするスタイルですすめられます。小室ファンにも安心です :-)まずは、現在の日本の教育の現状が小室先生の他の著作でも頻繁に登場するアノミー (無連帯) の概念を使って説明され、学校教育で行動規範を教えない点が最大の問題であることを看破しています。その後、多くの偉人を生んだ吉田松陰の教育を例に挙げ、日本の教育の在り方について語られています。他の小室本と同様、教育という難解なテーマにもかかわらず平易な文章で語られた...
book

野口悠紀雄, 「超」税金学

の続編です。前作同様、節税ノウハウ本ではなく、税金制度を考える本です。とはいえ、啓蒙書的な位置付けですので、税の専門家でなくとも十分に読める内容になっています。特に間接税 (消費税) と固定資産税に重点がおかれており、現状の税制の制度上の不備から改革提案までが述べられています。そのあたりに興味のある向きにはお勧めです。
book

堀内修, はじめてのオペラ

「オペラは麻薬だ!」と主張する堀内修さんによるオペラへの誘いです。お勧めなのは、歌劇場での楽しみ方や、観劇のマナー、その他のオペラ関連の雑学部分。豊富な話題で楽しめます。オペラ史にも一章を割いて触れていますが、紙幅の関係からかオペラ史全体を駆け足で巡る内容になっており、少々散漫な印象を受けます。この本の想定している読者層であるオペラ初心者にとっては少々理解しにくいのではないでしょうか。この部分についてはある程度予備知識が必要かと思われます。