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ソニー ブルーレイプレーヤー/DVDプレーヤー BDP-S1500

気がついたらディスクを再生する環境が家から消えていた。PCはゼロスピンドルのラップトップ生活になり、ディスクを扱えるゲーム機もない。それでも時折ディスクを再生する必要はあるもので、やむなく購入。再生専用機として申し分ない仕上がりローディング時間が短いのはかなり嬉しい。利用感に大きく効いてくるモニタの下に滑り込ませられる高さ39mmの薄型筐体が嬉しい廉価版モデルのため、基本機能以外はそれなりに絞り込まれているUltra HD非対応ネットワーク接続は有線のみで、Wi-Fi非対応出...
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施川ユウキ, 鬱ごはん (5)

前巻に引き続きコロナ禍の中でのフードデリバリー編。時事ネタを取り込みながらもどこか普遍的な感情を揺さぶってくる独特の作風は健在。
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ダイアナ, 夜のことばたち

Twitterの有名アカウント、ダイアナの投稿漫画を単行本化したもの。水商売系の闇を描いた作品で、これもTwitter文学と言えるかもしれない。
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清水浩史, 秘島図鑑

図鑑というほど網羅性があるわけでもなく、シマダスのような資料性があるわけでもなく。読み物として楽しむ本。北方四島など政治的に微妙な島の解説にマスコミ出身者らしい思想が強めながらもどこか軽い表現が散見されるので、純粋に離島のロマンを楽しみたいだけの人は要注意。
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brother レーザープリンター A4モノクロ HL-L2375DW

以前使用していたHL-2040が壊れてからしばらくプリンタなし生活をしていた。たまの印刷は近くのコンビニで用が足りていたが、諸事情により自宅で頻繁に印刷する必要が生じたので後継機のWi-Fi対応モデルであるHL-L2375DWを購入した。印刷品質も印刷速度もホームユースであれば十分過ぎるほど。HL-2040からの進化として、自動両面印刷ができるようになったのもありがたい。強いて上げるなら濃いめのページを両面印刷すると稀にトナー汚れが付く場合があるが、お客様にお出しする資料など...
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小澤一雅, 卑弥呼は前方後円墳に葬られたか 邪馬台国の数理

細々と続いているマイブームの邪馬台国もの。やはり専門外の方の作品が面白い本書も考古学ではなく情報工学を専門とする大阪電気通信大学教授の手によるもの。専門を生かし、歴代天皇の在位年数を数理的に分析し、正しい崩年を推定しようというアプローチは面白い。
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7 Days to End with You

未知の言語を推理していくなかなか野心的なゲーム。マルチプラットフォームで提供されているが、iOS版でプレイした。ただし、iOS版は新規エンディングが収録されてないとのことなので、PCの前に座ってじっくりプレイできる人はSteam版を選んだ方が良いかもしれない。。ストーリーの詳細はネタバレになるので書かないが、言語の推理ありきのシナリオに感じる。周回を前提とした作りも少々退屈。それでも言語の推理という独自の要素には魅力があり、ピタリと当てはまる言葉が見つかったときの快感は素晴ら...
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高世えり子, なるほど! カンタン! 理系ごはん

理系的な合理的な調理法かと思って手に取ったら、どちらかというと化学知識を活かした料理本だった。料理は科学実験とはよく言ったもので、相性が良い組み合わせだと思う。漫画もエッセイコミックの王道スタイルで読みやすい。
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象印マホービン オーブントースター こんがり俱楽部 ET-GC30-BZ

12年もののトースターがついにお亡くなりになったので買い替え。症状的に分解してニクロム線ヒータを交換すれば直る気もするが、さすがにその時間が取れなくなっている。私も大人になったものだと思う。新しく購入したのは特に売りの機能もないが基本機能がしっかりした堅実なトースター。1,300Wの出力は十分で、広い庫内は食パン4枚が同時に焼ける。上火グリルモードも日が通りにくい具材を乗せたトーストを焼く際に便利。前面の蓋が外せたりと、メンテナンスしやすい作りも嬉しい。細かい点だが、焼き網の...
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黒木真生, 誰が麻雀界をつぶすのか

Mリーグにより空前のブームを迎えている麻雀界に対する提言コラム。プロ雀士のあり方を徹底してエンタメの視点から論じているのは新鮮。競技麻雀を始祖とする従来型のプロ雀士とは一線を画している。noteの記事を再編集したものが多いこともあり、ある程度背景がわかっていないの理解に苦しむところがあるのは残念。脚注も何もなく突然固有名詞が出てくるのは、最近の麻雀業界にうとい人間には少々こたえる。