book 大竹文雄(編著), 白石小百合(編著), 筒井義郎 (編著), 日本の幸福度 格差・労働・家族
大量のパネルデータを駆使して主観的幸福感に影響を与える要因を探る研究書。経済学の知識がなくとも読める内容だが、最低限の統計学の知識は必要。日本のように所得の高い国では所得の増加が幸福度に与える影響は小さい、世帯所得が大きいほど幸福であるがその増加は逓減的である、資産額が増加すると幸福度が上昇するが2000万円程度で飽和する、健康な人は有意に幸福、利他的な人ほど幸福、など、多くの結果は直感と一致する。一方で、男性は女性より不幸であるが喫煙習慣をコントロールすると有意差がなくなる...