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村上たかし(著), 鶴橋康夫(原作), 黒川博行(脚本), 後妻業の女

原作や映画はみていないが、マンガ単独で見ても村上テイストが十分に出た非凡な作品。 小夜子というパワフルな主人公を中心に、悪人ながらどこか人間味のある面々揃い。関西弁による掛け合いの面白さも素晴らしい。
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のむらしんぼ, コロコロ創刊伝説 (1) (2)

のむらしんぼ先生の視点から振り返ったコロコロ史。 マンガのセンスが当時のままなのが、直撃世代にはたまらない。作者本人の凋落などいたたまれない要素もあるが、それでもギャグにしてしまうところはマンガ家魂を感じる。
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ジェイコブ・ソール(著), 村井章子(訳), 帳簿の世界史

表題から帳簿の付け方の発展の歴史を想像して読み始めたが、予想に反して、いかに帳簿を用いた会計責任の実現に苦労してきたかの歴史書であった。複式帳簿が生まれた背景などを期待して読み始めると、肩透かしを食らうかもしれない。読み物としてみると教科書的なため、よほど欧米史に興味がないと退屈かもしれない。
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竹内謙礼, 青木寿幸, 貯金兄弟

戦略課長に続いてもう一冊。 今回のテーマは資産構築とファイナンシャルプラン。いつも通りの小説仕立てで手軽に読める。資産運用にほとんど触れていない点は片手落ちに感じるが、その他はトンデモ度も低くマネー戦略の入門書としておすすめできる。
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友里征耶, グルメの嘘

グルメライター業界の暴露本と言えば良いだろうか。 業界への恨みつらみがつのっているためかやや独善的に感じるが、業界の裏事情を知れるという点は悪くない。
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フランク・ディケーター(著), 中川治子(訳), 毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962

機密解除された公文書を丹念に精査し、大躍進政策の実態を明らかにした労作。 大躍進政策の期間の拷問・処刑死、餓死者の総計が4500万人以上にのぼるという推計には目を疑ったが、その丹念な調査過程を読み解いていくと、実に真っ当な推計だと納得させられる。中間人民共和国史を学ぶ上で、間違いなく必読と言える一冊だろう。 訳はあまりこなれておらず、学術的な記述が多いことと相まって、今ひとつ読みにくいのが唯一残念なところ。
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巻来功士, 連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏

巻来功士の自伝的作品。 半生を駆け足でなぞったやや淡白な内容だが、失敗も含めて過去を総括しているところは好感が持てる。
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渡辺保裕, 球場三食 (1)

最近ブームの食マンガの一つと思い期待せずに読み始めたが、これがなかなか。 著者の野球愛、球場愛がこれでもかと伝わってきて、単にブームに乗っただけのマンガではないことがよく分かる。マンガのテンポも良い。
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Joe Kutner(著), Sky株式会社 玉川竜司(訳), ヘルシープログラマ プログラミングを楽しく続けるための健康Hack

O'Reillyの健康Hack本。 雑多なtipsの詰め合わせではあるが、PCの前にに座りっぱなしの人々がチェックするべき事項は一通りカバーされている印象。日本語版で追加された末尾の "散歩とイングレス" はやや蛇足か。
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ナンシー関, ナンシー関全ハンコ5147

タイトルそのままの全ハンコ集。 下手に細々した解説など入れずに、ただただハンコだけを並べた構成が潔い。