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まずりん, 独身OLのすべて (5)

毎度Webで読んではいるのだが、いつも通りお布施として購入。 今回も描き下ろしは少なめで、巻末のマユ子さんのマンガとオマケのシールくらい。でも買う。
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おおつぼマキ, プラム!

あのマイナー麻雀マンガが未来の麻雀レーベルでプラム!が復刊されていたので購入。ISBNを取っていない同人誌のため、boothで購入。単行本化がぞんざいな竹書房に頼らないこういう流れができたのは非常に嬉しい。 おおつぼマキを "まんツボ" の人としか思っていない人にはぜひ読んで欲しい。近代麻雀は突然こういった作品が載ってしまうところが侮れない。
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施川ユウキ, 鬱ごはん (2)

前巻ほど後味の悪い話はなく (私は食べ物を捨てるのが許せない。特に本作の様にノンフィクションに近い場合は) ちょっと安心。 内向きな作風は相変わらず。昨今の食マンガブームの中で独特の立ち位置を確保している感がある。
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あさりよしとお, あさりよしとお短篇集 毒入り (錠剤篇) (カプセル篇)

あさりよしとおの未収録作品を集めた短編集。 錠剤篇の目玉はやはり "重箱の隅" か。初出はアニメージュで、現在のアニメへの辛口批判なれど、底にはアニメへの偏愛が感じられる。 カプセル篇は毒という意味では世界冥作劇場が飛び抜けているが、マンガとして面白いのはメッチェンファウストの方。少々読者を選ぶ作品だが、昔からのあさりよしとおのファンならば間違いなく楽しめる。
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スティーブ・フォックス(著), ポール・アーメンターノ(著), メーソン・トヴェルト(著), 三木直子(訳), マリファナはなぜ非合法なのか?

著者陣は、Marijuana Policy Project (MPP), the National Organization for the Reform of Marijuana Laws (NORML), Safer Alternative For Enjoyable Recreation (SAFER) の各団体の幹部クラスが揃い踏み。いずれもマリファナ合法化を目指している団体だが、きちんとしたエビデンスを重視した上で、平和的に合法化を狙っているのが特徴。 ではそのマリ...
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黒川勇人, 缶詰博士が選ぶ! 「レジェンド缶詰」究極の逸品36

自称・缶詰博士による缶詰カタログ。 定番缶詰から高級缶詰まで幅広いラインナップ。各缶詰のコラムも軽妙な語り口ながら深い缶詰愛が感じられ、好感が持てる。
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おおたとしまさ, ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

副題の通り、鉄緑会とサピックスを中心としたルポタージュ。 両塾の経験者への取材が中心で、塾本体への取材はあまり行っていない印象。他の塾との比較もなおざり。それでも、関東出身ながらまともに塾通いをしたことがない自分には新鮮なところが多い。
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詠坂雄二, 遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?

リロ・グラ・シスタに続く二作目。一作目とはガラリと作風を変えてきた。ハードボイルド色は影を潜め、文体も角が取れた印象。 作中作の構成、副題にもなっているホワイダニットを柱に据えたの謎解き、余韻を残す幕引きと、様々な趣向を凝らしてアイディアを惜しげもなく注ぎ込んでいるのが好印象。
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長嶋有, ねたあとに

各種のアナログゲームをテーマに据えた小説。と言っても、最近流行の本格的なボードゲームなどではなく、ひとひねりしたゲームを持ってくるところがさすが長嶋有。 小説として見ると青春劇や群像劇になるのだろうが、独特の少しユルめの空気感がなんとも言えずたまらない。事件が起こりそうで起こらないところも実に良い。
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大石まさる, 水惑星年代記

とりあえず最初のとを。どちらも良質なSF連作短編集。 舞台設定はきちんとSFしていながらも、身の丈の話をきちんと描ききっているところに好感が持てる。アフタヌーン系の絵柄も好み (連載はヤングキングアワーズだが) 。