book 前田尋之, 家庭用ゲーム機興亡史 各ゲーム機の技術的な深掘りはせずに、マーケティング的な立ち位置での解説が主。 全体として浅めな作りで、構成も単に年代順に区切ってあるだけで独自の視点は感じられない。 2016-01-12 book
book 北村薫, 盤上の敵 今まであまり読んでこなかった北村薫を少し。 さすがにご都合主義が過ぎる部分があるのと、あまり読後感が良くないのは残念だが、ミステリとしての面白さは十分。 2016-01-10 book
comic 久住昌之(作), 土山しげる(画), 荒野のグルメ (2) 荒野のグルメの続編。 久住昌之はさすがに出版数が増えすぎ乱造感が出てきているが、その中では安定しているように思う。 2016-01-06 comic
book 美達大和, 死刑絶対肯定論 無期懲役囚の主張 前作の人を殺すとはどういうことかに続いて読んでみた。 主に自身の犯罪に至るまでの心理を扱った前作と異なり、自身の周りの懲役囚達の思考や現行の刑務所の欠陥に焦点を合わせている。例によって本物の無期懲役囚であるかは疑問が残るところだが、それを抜きにしても真っ当な主張に思える。 2015-12-21 book
book 中野純, 「闇学」入門 闇を歩くの頃から注目していたが、ついに "闇学" を標榜するまでに昇華させてきた。 素朴な闇歩きの楽しさを語るだけではなく、日本人と闇との歴史的な関わりまで深く切り込む内容は素直に脱帽。 2015-12-18 book
book ヘンリー・ペトロスキー(著), 池田栄一(訳), 本棚の歴史 フォークの歯はなぜ四本になったかのヘンリー・ペトロスキーが扱っていたもう一つのテーマは何と本棚。 現在ではあまりに当たり前過ぎて視界に入らない本棚だが、この形が確立するまでには本の形とともに様々な紆余曲折を経てきた。本の形、本の社会的な位置づけ、読書スタイルの変化が相互に絡み合って変化していく様子はエンターテイメントとしても素晴らしい。おすすめ。 2015-12-15 book
comic アキリ, ストレッチ (4) ストレッチもついに完結。 もともとストレッチというネタの制約がある中で長期連載には限界があったが、ストーリー的にも良い潮時という気がする。 2015-12-13 comic
book 中村聡史, 失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI (バッド・ユーアイ) であふれている 楽しいBADUIの世界のネタを単行本にまとめたもの。 UIを系統立てて学べるような本ではないが、事例集としてはなかなか。単純に読み物としても面白い。 2015-12-08 book