book 日経コンピュータ(編), 開発・改良の切り札 システム内製を極める システム内製の事例集。内製開発を考えている企業の人間なら読む価値はあるかと思うが、成功事例ばかりで失敗事例がほとんどない点には注意が必要。 2015-06-04 book
book 上原浩, 純米酒を極める 日本酒界の重鎮による日本酒の啓蒙書。 日本酒とは純米酒のことである、という信念が伝わってくる一冊。酒造りの視点だけではなく、酒販店の情報や利酒の方法など、消費者としても役に立つ内容も多い。 2015-05-31 book
book 北大路魯山人(著), 平野雅章(編), 魯山人の美食手帖 魯山人の食エッセイ。後半は陶芸の話題も少々。 やや日本賛美が行き過ぎるのと名指しでの批判が引っかかるが、そこに目をつむれば食への見識はさすがと感じる。 2015-05-23 book
book 西村賢太, 暗渠の宿 いつも通りの私小説で、描かれる時期もどうで死ぬ身の一踊りと前後している。 ここまで自分をさらけ出してしまう思い切りの良さには圧倒される。読後感はやはり最悪だけれど。 2015-05-19 book
comic 久住昌之(作), 土山しげる(画), 荒野のグルメ (1) 野武士のグルメの次は荒野のグルメときた。 久住ワールドはそろそろマンネリ感があるものの、だからこそ安心して読める。 2015-05-13 comic
book ロバート・D・ヘア(著), 小林宏明(訳), 診断名サイコパス 身近にひそむ異常人格者たち 心理学の専門家によるサイコパスの解説書。 事例が豊富で、サイコパスと一口に言っても実際は幅広い人々が含まれていることがよく分かる。読み物としてもなかなか。 2015-05-11 book
book ダン・ローム(著), 小川敏子(訳), 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング 少し前に流行ったビジュアルシンキングの入門書。 ビジュアルシンキングと聞くとインフォグラフィックス的なプレゼンの部分を思い浮かべる方も多いかと思うが、それ以上に考え方のフレームワークとして有用。 2015-05-08 book
book フランセス・アッシュクロフト(著), 矢羽野薫(訳), 人間はどこまで耐えられるのか 人間の限界というものを生理学の観点から考察した本。 よくある科学ライターが書き飛ばしたような本ではなく、生理学の専門家による著作。取り上げられているテーマも、非常にプリミティブな興味を惹くものばかり。 2015-04-19 book