economics

book

東谷暁, エコノミストは信用できるか

いつも各種マスコミで好き勝手な事を言っている (かのように見える) エコノミスト達。その過去の発言を検証している。ここで興味深いのは、過去の予想が的中したか否かのみではなく、長期に渡り発言の一貫性が保たれているかの検証に重きを置いていること。下手をすると細かい揚げ足取りになりそうな企画だが、概ねきちんと俯瞰されているのがすばらしい。巻末には40名の有名エコノミストの通信簿も付属している。この発言の一貫性チェックは、エコノミストに限らずに他の業界でやっても面白いのではないかと思...
book

野口悠紀雄, 「超」税金学

の続編です。前作同様、節税ノウハウ本ではなく、税金制度を考える本です。とはいえ、啓蒙書的な位置付けですので、税の専門家でなくとも十分に読める内容になっています。特に間接税 (消費税) と固定資産税に重点がおかれており、現状の税制の制度上の不備から改革提案までが述べられています。そのあたりに興味のある向きにはお勧めです。
book

野口悠紀夫, 「超」納税法

節税ノウハウ本の様なタイトルですが、それを期待していると裏切られます。税とはどうあるべきかという、割と学術寄りな内容が中心です。節税ノウハウは、終盤になって (のような) サラリーマン法人化の話が少し出てくるだけです。でもこの方法を導入するには、ある程度以上の規模の会社に勤めている人は総務部と闘わなければいけないわけで、あんまり現実的じゃないような……。
book

バートン・マルキール, ウォール街のランダム・ウォーカー

内容を一言で言うと、"株買うならインデックス・ファンドを買え" 。それ自体は納得のいく内容なんですが、問題は日本でどのインデックス・ファンドを買うかということ。たとえば、日本でインデックス・ファンドというと日経平均連動型が一般的ですが、日経平均は銘柄大幅入れ替えなどの前科がありますし。 TOPIX連動型の方がマシ?
book

山崎元, お金がふえるシンプルな考え方

長期投資でもリスクは減らないという部分は一読の価値有り。それ以外は、類書でよく言われていることが多いけど、よくまとまっているので手元に置きたい本です。