food

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深谷陽, スパイシー・カフェガール

スパイスビームの前作にあたる作品。この頃に既に骨格は完成しており、異常にウマそうな食事と先を読ませない展開が高いレベルで融合している。
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福田里香(著), オノ・ナツメ(挿画), ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50

映画やマンガでよくあるステレオタイプな表現のうち、特に食にまつわるものをまとめたもの。映画ファンにとっては常識的なものも多く、また特に網羅性が高いというわけでもないので、軽い読み物としてどうぞ。
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久住昌之(原作), ナカタニ D. (作画), 百合子のひとりめし

長らく単行本化されず、自費出版版のオークション出品待ちの状態が続いていたが、それよりも先に復刊されてしまった。最近の久住昌之ブームのおかげか。おそらく単行本化されなかった理由の一つが分量不足。7話で打ち切りとなってしまっていたため、単行本化するには少々ページ数が足りなかったのだろう。今回の単行本化にあたって、描き下ろしでさらに2話が加わっているのが嬉しい。ネーム原作や下書き原稿、戯曲版などで無理にページを埋めている感があるのはご愛嬌。内容はいつもの久住節。言ってしまえば女版・...
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深谷陽, スパイスビーム

謎のタイ料理店を舞台に何でもぶち込んだ何ともアジア的な作品。先が読めない展開に惹きこまれ、一気に読んでしまった。おすすめ。
book

高野秀行, 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

日本に移り住んだ外国人の食生活のルポ。それも、お国の料理だけではなく、日本での普段の食生活にスポットを当てたところがお見事。アジアから欧州まで様々な国の出身者が見せる料理の数々やその人柄に一気に引きこまれてしまう。
movie

めぐり逢わせのお弁当

ムンバイのダッバーワーラーによるお弁当の誤配をきっかけとしたラブストーリー。めぐり逢わせのお弁当。豪華なダンスもアクションもない低予算映画ながら、丁寧な作りに引き込まれる。ラストは賛否両論ありそうだが、これで良かったという気もする。
book

東海林さだお, 偉いぞ! 立ち食いそば

表題になっている立ち食いそばネタは、富士そばの全メニュー制覇に挑もうというもの。今時どこかのブログなどでやっていそうなネタではあるが、それでも読ませてしまうのがキャリアの違いか。他にも駅弁『奥の細道』など、小ネタが充実。
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (1)

内向的な食マンガ。食に愛が感じられず、読後感も決して良くないが、もう一話もう一話と最後まで読んでしまう。
comic

鈴木小波, ホクサイと飯

ちょっとオサレな料理マンガ。自炊寄りで、料理の難易度は低め。料理向きの絵かは疑問だが調理のライブ感は素晴らしい。
comic

よしながふみ, 愛がなくても喰ってゆけます。

食をテーマにしたエッセイコミック。少々楽屋オチが過ぎるとは思うが、リアルなお店紹介マンガとしてもなかなか。