book 安藤百福発明記念館(編), 転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福 日清食品創業者の安藤百福の伝記と語録をまとめたもの。今季の日清食品の株主優待で配布された。関係者の編集ということもあり、あまり客観的なドキュメンタリーではなく宣伝色が強いが、その波瀾万丈な生き方は読み物として十分に面白い。 2014-01-06 book
book 藤本建二, 核と女を愛した将軍様 金正日の料理人「最後の極秘メモ」 金正日の料理人の続編にあたる本。表題は釣りで、核の話も女の話も申し訳程度。前作と重複する部分もやや多い。 2013-12-30 book
book 藤本健二, 金正日の料理人 間近で見た権力者の素顔 金正日の専属料理人を務めていた (と自称している) 著者による内情暴露本。真偽が怪しい箇所もあるが、多数の写真を持ち帰っている点や、本書が出版された2003年時点で当時は無名であった金正恩が後継者となることを予言している点など、事実に基づいていると思われる箇所も多い。著者がなぜここまで金正日に入れ込んでいくことになったのかなど、心情的に不明な部分が多いのがやや残念。 2013-12-21 book
book リベラル社, おいしく食べて体に効く! クスリごはん 医食同源的なレシピ本。コミック部分はやや控え目で、食材の解説文やレシピが中心。ここまで劇的な効果があるかは疑問だが、低リスクな気休めとしては上々。 2013-12-11 book
book 有元葉子, だしとスープがあれば だしを主役に据えた料理本。著者のおすすめのだしとそれを利用したレシピが並べられているだけで、体系立ててまとめられた本ではないが、あまりだしをとったことがない人には参考になるかもしれない。 2013-12-04 book
comic たかはしみき, 東京もぐもぐおいしいもの探し こげぱんで有名なたかはしみきによる食べ歩き記。ややスイーツ比率が高めで、食事は控え目。銀座や神楽坂などのお洒落エリアと浅草などの下町エリアを中心に有名どころを押さえているので、これまで東京にあまり縁がなかった人向けのガイドブックとしておすすめできる。 2013-11-30 comic
book 山科勇樹, 食の冒険家 アジアの缶詰を食べ歩く 普通の大学生がアジアの缶詰を買ってきて食べるだけのエッセイ。日本でも比較的入手が容易なものが多く、珍奇さという意味では今ひとつ。ボリュームも文体も軽めなので、ちょっとした箸休めに。 2013-11-23 book
product かつおぶし削り オカカ 数年間迷った末についに購入。挿入する鰹節の面だけは気にする必要があるが、その他は何の技術もいらない替え刃の交換以外、ほぼメンテナンスフリーなのもありがたいハンドル込みだと意外にかさばる点には注意が必要 2013-11-11 product
comic 谷口ジロー(画), 夢枕獏(作), 神々の山嶺 (1) (2) (3) (4) (5) 全巻一気読み。文句なしに面白い。ジョージ・マロリーのカメラの謎 (本作の執筆は1999年のMallory and Irvine Research Expeditionによる遺体発見前) がストーリーの軸となっているものの、それが霞むほどに登山家達の生き様が濃く描かれている。森田勝や長谷川恒男をモデルとした登山家達の想い、氷壁の登攀、山中での食事など、どの描写をとっても一級品。おすすめ。 2013-11-09 comic