book グレッグ・クライツァー(著), 竹迫仁子(訳), デブの帝国 いかにしてアメリカは肥満大国となったのか 装丁は軽めだが内容は硬派。米国が肥満社会となるまでの過程を、農業行政、ファストフード業界、食品業界、教育界と多くの視点から丹念に追いかけていく。現状に至った要因は単一のものではなく、様々な原因が絡まり合っていることがよく分かる。肥満のリスクに関する記述も十分。 2014-02-05 book
book 松本圭司, チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ B級グルメ本だが、チェーン店に絞ったところがミソ。良さそうなメニューが見つかったら気軽に近場で試せる。カラーページ数の抑制の都合からか、写真のレイアウトが妙なのが残念。 2014-02-01 book
comic 秀良子, おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 外食での朝食をテーマにしたゆるめのエッセイコミック。表紙は一見BL風だが、主役はこの男性ではなく作者である黒い小人の方。食べ歩きの企画自体に新味はないが、マンガとしての完成度は高く、くすりと笑える小ネタも多い。 2014-01-24 comic
comic 西川魯介, まかない君 日常系の料理マンガ。少々ユルめの小ネタが良い。レシピもかなり実用的。単行本は1巻のみだが、続編はヤングアニマルDensiにて公開中。 2014-01-11 comic
book 安藤百福発明記念館(編), 転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福 日清食品創業者の安藤百福の伝記と語録をまとめたもの。今季の日清食品の株主優待で配布された。関係者の編集ということもあり、あまり客観的なドキュメンタリーではなく宣伝色が強いが、その波瀾万丈な生き方は読み物として十分に面白い。 2014-01-06 book
book 藤本建二, 核と女を愛した将軍様 金正日の料理人「最後の極秘メモ」 金正日の料理人の続編にあたる本。表題は釣りで、核の話も女の話も申し訳程度。前作と重複する部分もやや多い。 2013-12-30 book
book 藤本健二, 金正日の料理人 間近で見た権力者の素顔 金正日の専属料理人を務めていた (と自称している) 著者による内情暴露本。真偽が怪しい箇所もあるが、多数の写真を持ち帰っている点や、本書が出版された2003年時点で当時は無名であった金正恩が後継者となることを予言している点など、事実に基づいていると思われる箇所も多い。著者がなぜここまで金正日に入れ込んでいくことになったのかなど、心情的に不明な部分が多いのがやや残念。 2013-12-21 book
book リベラル社, おいしく食べて体に効く! クスリごはん 医食同源的なレシピ本。コミック部分はやや控え目で、食材の解説文やレシピが中心。ここまで劇的な効果があるかは疑問だが、低リスクな気休めとしては上々。 2013-12-11 book
book 有元葉子, だしとスープがあれば だしを主役に据えた料理本。著者のおすすめのだしとそれを利用したレシピが並べられているだけで、体系立ててまとめられた本ではないが、あまりだしをとったことがない人には参考になるかもしれない。 2013-12-04 book