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ナゴミ, おいしそうな女になってやる!

ナゴミ・レコードのナゴミさんの単行本。食事改善によるダイエット本なのだけど、必要な分だけをバランス良く食べましょうという王道的内容で、トンデモ分はほとんど無し。元々栄養学に詳しい人や食に関心の高い人が新たな情報を得られる様な本では無いが、今まで無頓着だった人は読んでも損はない。
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豊田徹也, 珈琲時間

頂き物を予備知識なしに読み始めて、"アフタヌーンとかに載ってそう" と思っていたら、本当にアフタヌーンの連載だった。何というか疑いなくオサレなのだけれど、面白いかと訊かれると自信を持って答えられない。
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雁屋哲. 花咲アキラ, ビッグコミックスピリッツ特別編集, 美味しんぼの料理本

美味しんぼのレシピを実際に作ってみました、という本。美味しんぼ全盛期の10巻頃までのレシピがほとんどなく、近頃の惰性のものが中心なのが少し惜しい。
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服部直美, 世界のお弁当 心をつなぐ味レシピ55

世界各国 (と言っても著者の詳しいアジアがほとんど) のお弁当の表面をなぞったような本。着眼点は悪くないだけに、もう少し食文化を深掘りできたらとは思う。旅雑誌的に写真を眺めて楽しむだけなら悪くない。
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河内遙, 縁側ごはん

設定からストーリーまで色々とあざといが、それもこの作品の良いところ。一巻完結なのでお気軽にどうぞ。
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岡本一南, 村上レシピ

村上春樹の小説に登場する食事を再現してみようという企画本。当然、小説中で触れられていない細かい部分はかなり想像で補っているのは仕方ないところ。ハルキストならどうぞ。
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種村季弘, 食物漫遊記

種村先生の食エッセイ集。少しトボケた文章と、その恐るべき博識を生かして次から次へと畳みかける展開に一気に読み切ってしまった。決して何かの役に立つような本ではないけれど、読み物としては文句なし。
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黒瀬佐紀子(料理制作・スタイリング), 缶つま うまカンタン! 缶詰で作る酒のおつまみ

缶詰を利用したレシピ本。もちろん、そのまま食べられるという缶詰の最大の利点を損なわない簡単調理のものばかり。開けた缶詰に具材を追加してそのまま火にかける、など目から鱗の調理法も。
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Palo Alto周辺の日本食材事情

米国に来てから食生活が欧米化しているが、たまには日本食が食べたくなる。そんなわけで、色々と日本食材を買っているので、入手方法のメモ。普通のスーパー (具体的には近所のSafewayなど) にもアジア食材のコーナーがあることが多く、そこで簡単に手に入るものが結構ある。米日本よりも安い。ただし中粒種 (calrose rice) が主流なので、最初は少量だけ買って味を見てみるのが良いだろう。短粒種はかなり割高リゾットや炒飯にしてみると、むしろ日本の米よりもcalrose rice...
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青木敦子, 調味料を使うのがおもしろくなる本

調味料を網羅的に扱っているわけではなく、著者の好みの調味料だけを取り上げて関連レシピを紹介しているので、常に手元に置いておくようなハンドブックを期待してはいけない。調味料の歴史や栄養の蘊蓄は、どこからか引き写してきたような内容だが、レシピのネタ本や軽い読み物としては及第点。