food

book

山下一仁, 農協の大罪 「農政トライアングル」が招く日本の食料不安

農協・自民党・農水省の農政トライアングルが、彼らの組織を守るため、高米価を維持せざるをえない構造となっていることがよくわかる。巻末の食料安全保障に関する議論は少々悲観的すぎるとは思うが、主業農家が効率的な農業を行えるようにするための各種の提案はきわめて有力に見える。
diary

中国湖南省張家界市武陵源

お仕事のため、中国は湖南省の張家界市武陵源へ。日本からの直行便はないので、北京、上海、青島あたりを経由する必要がある。しかしながら、張家界荷花空港は、何故か朝と夜しか便がないので乗り継ぎがあまり良くない。地元住民の反対などの場合は逆パターンになるはずなので、何か別の理由かと思われる張家界荷花空港から最終目的地の武陵源へは、シャトルなどという気の利いたものはないのでタクシーを利用。しかしこれが大ハズレで、深夜の山道を本気で飛ばされて生きた心地がしない。せめてシートベルトを、と思...
diary

愛媛出張

お仕事で愛媛へ。せっかくなので、宿泊は道後温泉に。食事は海産物が美味しく大満足。道後地ビールもいい味醤油が九州の様に甘めなのは好き嫌いが分かれるかも市内を走る路面電車 (伊予鉄道) はやはり乗って楽しい
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高森直史, 海軍食グルメ物語 帝国海軍料理アラカルト

自衛隊の元経理補給幹部の方の著作。レシピとして使えるかは微妙だが、読み物としてはなかなか。大半が文献調査に基づく内容だが、所々筆者が自衛官時代に海軍出身の諸先輩から伺ったエピソードなども。
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松本仁一, アフリカを食べる/アフリカで寝る

1996年に出版されたとを合本にしたもの。そのタイトル通りアフリカでの食生活や住環境の体験を綴った本だが、単にゲテモノ食の紹介にとどまらず、その背景にある文化や (多くが経営に失敗している) 国家の形が感じられる内容。
book

久住昌之, 野武士のグルメ

久住さんのエッセイ集。のあとがき代わりに収録されていた "釜石の石割桜" をはじめ、食に関するエッセイが14本。どれも久住さんらしいミミッチイ話ばかりで、この人は一生野武士にはなれないのだろうな、としみじみ感じさせる。
comic

花輪和一, 刑務所の中

自身の刑務所体験を綴った漫画。制約の多い刑務所の生活なのだが、あまり悲壮感がなくユーモアすら感じる内容。特に食に関するエピソードが多いのは、やはり刑務所内の生活の楽しみはそれくらいしかないからか。
book

玉村豊男, 健全なる美食

自身で農園も営んでいる著者によるレシピ集。ただのレシピの羅列だけではなく、その料理が生まれるまでの背景や、その料理に本質的に必要なのは何であるのかが述べられているのは楽しい。ただし、実際に作ろうと思うと少し敷居が高そうなものが多いのも事実。普段の食事というよりはもてなし用の料理か。
diary

ギガプリン

S藤先輩宅にて祭り。実物はさすがにインパクトがあり、皿にプッチンした瞬間に歓声があがる。ビールに合わない点を除けば、お祭りには最適。子供がいればもちろんのこと、大人だけでも盛り上がる。お祭り後に、なぜか大人の本気ドンジャラ (ドラえもん) がはじまる。オールマイティ牌やひみつ道具牌など、麻雀に慣れた身には信じられないルールの数々が実に楽しい。
comic

とり・みき, 冷食捜査官(1)

今まで断片的には読んでいたのだけど、この度まとまった形で読むことができて非常に嬉しい。SFハードボイルドとナンセンスギャグのバランスはやっぱり見事の一言。