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スー・シェパード, 赤根洋子(訳), 保存食品開発物語

乾燥、塩、酢漬けといった伝統的な方法から、冷凍、フリーズドライといった最新の方法まで、保存食品の歴史を網羅した本。あまり日本人になじみのない食品も多く収録されており、雑学本として楽しめる。 ほぼ時系列順に並んでいるのを通して読むと、食糧の保存こそが文明の源であることを強く感じる。
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松永和紀, 踊る「食の安全」 農薬から見える日本の食卓

前作の食卓の安全学に続いて読んでみた。前作はメディアリテラシーに重点を置いていたが、今回は農薬にフォーカスした内容。 普段は危険性ばかりが指摘される農薬だが、現在どのような規制が行われ安全が確保されているのか、またその厳しい規制によりマイナー作物たちにどのような影響がでているのかをわかりやすく解説する。また、2006年度に導入されたポジティブリスト制の解説も充実している。おすすめ。
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菊月俊之, 世界のミリメシを実食する 兵士の給食・レーション

に比べると収録されているレーションの種類が少なく、先進国に偏っている。しかしながら、この値段でオールカラーな上、レーションはもちろん、メスキットの写真や歴史資料も多数含まれているのが嬉しい。
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松永和紀, 食卓の安全学 「食品報道」のウソを見破る

著者の松永氏は、農学で修士号を取得した後、新聞記者を経て科学ライターという経歴。さすがに専門の農学の知識は深く、参考になる。 また新聞記者の経歴を生かしてか、多くのページがメディアリテラシーの話に割かれている。食品報道だからといって特別なわけではなく、ジャーナリズムを正しく利用することが重要であるのは他の報道と変わらない。
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色川武大, 喰いたい放題

なぜか読み逃していた色川武大先生の食エッセイ。 晩年の色川先生は肥満気味であり主治医の先生にも痩せるように言われているのだが、それでいて屁理屈をつけながらも喰いたい放題となるところが実にユーモラス。 また、2〜30年前の東京の食い物屋の描写が実に良い。自分は懐古主義ではないが、それでも当時の個性的な食い物屋の数々には心惹かれる。そのうちのいくつが、いまだに残っているのだろう。
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ささら

中華鍋のメンテナンス用にささらを購入した。 日本人なので形から入る。
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横浜中華街照宝の北京鍋

半年ぶりくらいに実家に帰省する。 お目当ての一つは、実家で使っていないという北京鍋をもらい受けること。横浜中華街照宝のものらしい。今まではテフロンのフライパンで全て済ませていたが、これで料理の幅が広がりそう。
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牛丼復活祭

うっかり吉野家で食事をしたら、牛丼復活祭の "牛丼復活記念オリジナルてぬぐい" をもらった。 向こうの思う壺みたいで悔しい。
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栄養士さんが考えた チキンラーメン ヘルシークッキング

なぜか手元にあったのでめくってみたが、無理にチキンラーメンを使ってみました感がありありの料理がステキ。 この現実感のなさはアレだ、電子レンジを買ったときについてきたレシピブックだ。
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石井直方, 谷本道哉, 体脂肪が落ちるトレーニング 1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造

半年ほど続けているトレーニングで、体重は2kgほど、体脂肪率は3%ほど落ちた。数値上は、ほぼ学生時代の体型に戻ったことになる (はず) 。 この半年間のトレーニングは、週2回の筋トレ + 気分次第でのロードワークが基本。筋トレはウェイトは使わずに、自宅でできるものだけ。ジムに通うのは絶対に続かない自信があったので。ロードワークの方は天気によってはさぼったり、ロードレーサーで遠出したり。 食事制限はほとんどしていない。強いて挙げるなら外食を選ぶ際に (普段は自炊だが、出張中など...